ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
77年5月4日は
今から30年前の77年5月4日、母の弟で筑波に住んでいる
叔父さんと後楽園のジャイアンツ戦&映画を観に行った。
‘とりあえず後楽園に連れて行ってやる’という事で、
デーゲームのジャイアンツーホエールズ戦の観戦に行った
のである。
後楽園に行くのは75年の8月以来、デーゲームは初めて
だったがGW真っ最中という事で文字通り人が溢れていた。
ジャンボスタンドの当日券を買おうとすると、ダフ屋が
‘ネット裏1万であるよ’と我々に声をかけるが‘ネット
裏で1万もかけるとは冗談じゃない’と言いつつチケット
売り場に行った。
通路を通るだけでもごった返し5分ほどかかる。薄暗い
通路を抜けるとパッと目の前が明るくなって人工芝の緑が
目に眩しい。
ホエールズの先発は奥江で前年ジャイアンツ戦で勝ちま
くっていた。
ところが1回裏に王が2アウトから先制2ランを放つと‘史
上最強の5番打者’柳田が続き、更にジャクソン・リンドま
でが連続HRを打ってこの回5点を先行する。
2回にも猛攻を加えて9-0、ワンサイドゲームになった。
‘オイ、もう帰るぞ。勝負はついたし、これだけ人間が
多いとまともに見えやしない’と叔父さんが言う。
確かにスタンドの通路にまで人が溢れており、我々も半分
立ち見のようなものだったのでこのまま終るまでいても辛い
ものがある。
結局3回のホエールズの攻撃が始まるのを待たずに後楽園を
後にして新宿へ向った。
総武線で新宿へ向う電車の中で叔父さんは新聞を見つつ
‘映画でも行くか、何がいい?’と尋ねる。
当時ドカベンの実写版ができて話題になっていたので‘ド
カベンを・・・・’と言うと‘そんなモノ見るか、却下!’
と言われた。
叔父さんに言わせるとマンガ本の実写版はロクなものがない
という事、結局ジーン・ワイルダー主演の大陸横断超特急を観
る事になった。
これは当時やはり話題になっていた作品でロスからシカゴま
で行く列車に乗った主人公が、偶然死体を見つけたばかりに事
件に巻き込まれていく話。
ラストで機関車部分がシカゴの駅ビルに突っ込むシーンが有
名になっていたし、出演者もジーン・ワイルダー以外にもリチャ
ード・プライヤーや007で殺し屋ジョーズを演じたリチャード・
キールなどもいたのだ。
けっこう面白かったのを覚えている。
映画館から出ると叔父さんがポケットラジオで結果を聞いて
おり‘ジャイアンツが大差で勝った’と教えてくれた。
‘おいどうだ、あんなまともに観づらい中でダレた試合を観る
より映画でも観た方がよかっただろうが’と言われたのを覚えて
いる。
因みに実写版のドカベンは翌年の大晦日の昼過ぎにTVでやって
いたが‘何じゃこりゃ!’というぐらいしょうもなかった。
確かにこんな映画、カネを払って観るシロモノではない。
叔父さんが‘マンガ本の実写版はダメ’と言っていたのは正し
かったのだった。
叔父さんと後楽園のジャイアンツ戦&映画を観に行った。
‘とりあえず後楽園に連れて行ってやる’という事で、
デーゲームのジャイアンツーホエールズ戦の観戦に行った
のである。
後楽園に行くのは75年の8月以来、デーゲームは初めて
だったがGW真っ最中という事で文字通り人が溢れていた。
ジャンボスタンドの当日券を買おうとすると、ダフ屋が
‘ネット裏1万であるよ’と我々に声をかけるが‘ネット
裏で1万もかけるとは冗談じゃない’と言いつつチケット
売り場に行った。
通路を通るだけでもごった返し5分ほどかかる。薄暗い
通路を抜けるとパッと目の前が明るくなって人工芝の緑が
目に眩しい。
ホエールズの先発は奥江で前年ジャイアンツ戦で勝ちま
くっていた。
ところが1回裏に王が2アウトから先制2ランを放つと‘史
上最強の5番打者’柳田が続き、更にジャクソン・リンドま
でが連続HRを打ってこの回5点を先行する。
2回にも猛攻を加えて9-0、ワンサイドゲームになった。
‘オイ、もう帰るぞ。勝負はついたし、これだけ人間が
多いとまともに見えやしない’と叔父さんが言う。
確かにスタンドの通路にまで人が溢れており、我々も半分
立ち見のようなものだったのでこのまま終るまでいても辛い
ものがある。
結局3回のホエールズの攻撃が始まるのを待たずに後楽園を
後にして新宿へ向った。
総武線で新宿へ向う電車の中で叔父さんは新聞を見つつ
‘映画でも行くか、何がいい?’と尋ねる。
当時ドカベンの実写版ができて話題になっていたので‘ド
カベンを・・・・’と言うと‘そんなモノ見るか、却下!’
と言われた。
叔父さんに言わせるとマンガ本の実写版はロクなものがない
という事、結局ジーン・ワイルダー主演の大陸横断超特急を観
る事になった。
これは当時やはり話題になっていた作品でロスからシカゴま
で行く列車に乗った主人公が、偶然死体を見つけたばかりに事
件に巻き込まれていく話。
ラストで機関車部分がシカゴの駅ビルに突っ込むシーンが有
名になっていたし、出演者もジーン・ワイルダー以外にもリチャ
ード・プライヤーや007で殺し屋ジョーズを演じたリチャード・
キールなどもいたのだ。
けっこう面白かったのを覚えている。
映画館から出ると叔父さんがポケットラジオで結果を聞いて
おり‘ジャイアンツが大差で勝った’と教えてくれた。
‘おいどうだ、あんなまともに観づらい中でダレた試合を観る
より映画でも観た方がよかっただろうが’と言われたのを覚えて
いる。
因みに実写版のドカベンは翌年の大晦日の昼過ぎにTVでやって
いたが‘何じゃこりゃ!’というぐらいしょうもなかった。
確かにこんな映画、カネを払って観るシロモノではない。
叔父さんが‘マンガ本の実写版はダメ’と言っていたのは正し
かったのだった。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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漫画本の実写版はダメなんですか~…
息子が観にいきたいとウルサイ、『鬼太郎』悩みますねぇ~w(>_<)
熱烈なファンとしては勝敗の行方が分っても最後まで観たいという気はありますけどね。
ウエンツ鬼太郎やはり観に行きたがってますか、私的にはあまり奨めませんが。