遂に角界にも世代交代の波が…


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/sports/kyodo_nor-2020011501001964

 1月12日に始まった大相撲初場所は4日目を終え先場所優勝を
飾った横綱の白鵬が初日に勝ったものの2日目からの連敗で今日
から休場すると、鶴竜も2日目に勝っただけの1勝3敗と休場確実
になっておりカド番大関・豪栄道は今日ようやく初日が出たのだが
1勝3敗と厳しい星勘定になっている。

 また先場所で大関を陥落し10勝しての大関復帰にかける高安も
今日敗れて2勝2敗と、早くも大関復帰に黄色信号が灯っているわ
けでベテラン勢の苦戦が目立つ。

 一方で今場所大関取りを狙う朝乃山は今日敗れたものの3勝1敗
の好スタートを切り、大関の貴景勝も2日目に敗れたが3勝1敗と
それなりのスタートをきっている。

 4日目を終えて横綱&大関陣どころか三役にも全勝はなく平幕の
北勝富士や正代に輝と照強の4人が全勝というのだから、いかに
荒れているか分かるだろうし4日間連続でインタビュールームが
使われる事になっている。

 特に前頭筆頭の遠藤は貴景勝に敗れて初黒星となったが横綱・
大関を総なめするところだったし、もう1人の妙義龍も両横綱に
勝った事で2勝2敗の五分だし2枚目の北勝富士は白鵬戦が不戦勝
になった事で形の上では横綱&大関に全勝という活躍だ。

 こうしてみると30代の両横綱と大関・豪栄道に高安らベテラン
勢の苦戦が目に付くのに対し、大関を目指す朝乃山や大関陣で唯
一気を吐いている貴景勝ら若手力士は好調だ。

 そういう意味では遂に角界も世代交代の時期を迎えた事になる
のだが、あまり上位陣が潰れてしまうと横綱不在で大関は貴景勝
のみという事になるのだから 少しばかり寂しいので横綱陣のどち
らかには踏ん張って欲しいものである。

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