前田健太のミネソタ移籍はプラスになるのでは?


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/sports/kyodo_nor-2020020501001309

 今日LAドジャースの前田健太がトレードでミネソタに移籍という
ニュースがネットに載っていた。

 前田は16年からLAドジャースに4年間在籍し通算137試合登板で
47勝35敗6S通算防御率3、87という成績を残しているが、シーズンの
終盤には救援要員をもこなすなど先発&リリーフの両面で活躍し17
&18年と2年連続のWシリーズ進出に貢献していた。

 先発だけでなくリリーフもこなせる前田はLAドジャースにとって
貴重な戦力だろうから、トレードと聞いた時は驚いた一方で最近の
デーブ・ロバーツ監督の起用法には個人的に不満を抱いていたので
チームが変わるのは悪い事ではないとも思う。

 LAドジャースのデーブ・ロバーツ監督は17年と18年と2年連続で
Wシリーズでは敗れているもののリーグ優勝を達成しているのを見
ると悪い監督ではないのだろうが、彼の投手起用方は完全なリスク
回避型だから打たれる前に替えるというもの。

 実際エースのクレイトン・カーショー以外は球数に関係なく相手
打線が三回り目になると交代オーラを出しており、1人でもランナー
を出すと交代というケースが目立っていた。

 これは優れたブルペンを抱えているからできる事だし早めの交代は
MLBの最近の流行りになっているが、ロバーツ式は特に早い方だとい
っていいだろう。

 個人的には先発投手をいい意味で信頼せずに交代させるというのは
ブルペンが優れていれば悪くはないものの、基本的に長いイニングを
投げたがる日本の投手にとっては辛いものがあるのではと思っていた。

 そういった起用法だからかブルペンを厚くするシステムは必須で、
シーズン終盤になるとリリーフでも結果を残せるという事からローテ
を外れリリーフ要員に名を連ねて結果を残しておりチームにはありが
たい存在だろうが前田にとっては手放しで喜べないのではないかと考
えるのだ。

 だからトレード先のミネソタが先発投手陣が手薄だというチーム事
情は前田にとっては願ったり適ったりではないだろうか。

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