11日に息子達が見ている仮面ライダー鎧武を見ていたら何と人造
人間キカイダーが最後に登場していたので、18日が店休日だという
事から見ていると24日から公開されるキカイダー REBOOTのPR
コラボという形だったようだ。
見ていたらキカイダーの姿だけでなくジローの時もオリジナルと
違って、ロボコップのようなロボット的な動きでリアルな感じだ。
これは仮面ライダーが改造人間なのに対しキカイダーはロボット
である人造人間なのだから当然でオリジナルがOAされた70年代は
そこまでのイメージがなかったのだろうし、これは同じ時期にOA
されていたロボット刑事でも然りだろう。
見ていると料理を作っても味付けができないし、出来上がった
料理の熱さも分からないなど人間の姿をしたロボットという要素が
強調されていた。
当然のようにライバルのハカイダーが登場するので死闘を演じる
のだろうし、脳が事故死したとされる光明寺博士の物という要素も
引き継がれるのだろう。
違和感があったのはギターでオリジナルはアコースティックギター
だったのに対しREBOOTではエレキギターになっていて、これでは
ジローが登場するときに流れる哀愁を帯びた独特のメロディは表現
できないのではと思ってしまう。
キャスティングもオリジナルのジローだった伴大介が心理学者で
良心回路の発案者でもある前野究治郎として出演する以外に、フォ
ーゼで敵のボスキャラの我望光明を演じた鶴見辰吾がプロフェッサ
ー・ギルを髣髴させるギルバート神崎になっているのだがHPの画像
を見ると本田博太郎の方がオリジナルに近いのではと思う。
ちなみに鎧武の中で葛葉紘汰が姉の晶とジローの3人で行こうと
した映画がピノキオだったのは、キカイダーがピノキオをモチーフ
にしている事をスタッフが理解しているゆえだろうからキカイダー
へのリスペクトが感じられた。