東宝特撮映画の保存版製作中

　サッカーW杯も終わり、ひと段落しているので かねてから やろうと思って
いてできなかった東宝特撮映画をビデオテープから保存版DVDに編集して
いる。

　今回の作品はフランケンシュタイン対バラゴンとサンダ対ガイラにゲゾラ・
ガニメ・カメーバ決戦南海の大怪獣の3つと、昭和メカゴジラシリーズの
ゴジラ対メカゴジラとメカゴジラの逆襲だ。

　理由の1つが我々の子供の頃は夏休みや年末年始に怪獣映画がTVでOA
されていて、コレを見るのは何よりの楽しみにしていたので子供達にも同じ
体験をさせてやろうと考えていたのとDVDダビングの時期が合致したとも
言える。

　息子達に見せるには本来なら最初から全て見せたいのだが、時間の関係
上を考えてチャプター割りの編集をしながらダビングするので意外に手が
かかる。
　とはいえ ストーリーは覚えているので、どこで切ればいいか分かるのが
救いである。　

　またチャプター割りをしながらダビングする事によって しっかりと見るの
だが子供の頃にTVで、20代の時にレンタルビデオで見たイメージと違う
ケースが多々あるのが面白い。

　そして息子達に難しい場面は説明してやらないといけないので、いろいろと
時代背景(特にフランケンシュタイン対バラゴンは）まで掘り下げる事が重要
になっている。

　昭和メカゴジラは対メカゴジラが福田純監督作品で‘逆襲’は本多猪四郎
監督作品なのだが、娯楽作品に徹した福田演出とリアリズム追求型の本多
演出の違いが分かって楽しい。

 　因みにフランケンシュタイン対バラゴンではフランケンシュタインが冨士の
樹海で猪を捕食するべく掘った落とし穴にフランケンシュタイン捜索に来た
戦車がハマるシーンや、鳥を捕獲しようとして引き抜いた木を鳥に向けて
投げつけたものの外れて木こり小屋を破壊してしまうシーンなどを見せたら
息子達は大喜びしていた。

　もっとも作ったのはいいが、息子達に全長版を いつ見せるかは決めてない。