大型補強＝開幕からの独走はないのだが

　3月31日に開幕した今年のプロ野球は今日から交流戦が始まった
のだが、一昨日まで行われた交流戦前の戦績でホークスは43試合
を終え23勝18敗2分＋5のパ・リーグ3位で交流戦を迎える。

　今日のドラゴンズとの交流戦初戦を勝った事で明日仮に敗れて
も5月終了時点を＋5で終える事ができたのだから個人的には悪い
数字ではないと思っているのだが、マスゴミは‘大型補強をしたに
も拘わらず3位に低迷している’的な記事を載せており唖然とした
ものだ。

　最近マスコミの劣化具合が激しいという話を度々聞くのだが、
こういった記事を読むとさもありなんと思ってしまうのだ。

　特撮ヒーローものなどを見ていると新兵器投入＝勝利という
法則があるが、実際には開発直後の新兵器は試作品に過ぎない
ため威力は未知数と言われながら劇的な勝利を挙げるのだ。

　マスゴミの連中の頭はこういった特撮ヒーローものが基準で
はないか？と思うぐらい大型補強＝勝ちまくるという法則があ
るのだはないかと思ってしまう。

　ホークスは昨シーズンオフにエースの千賀滉大が海外FA権を
行使してNYメッツに移籍したのを補うためロベルト・オスナや
ジョー・ガンケル、有原航平や近藤健介を獲得している。

　マスゴミのロジックは‘これだけの補強をしたなら独走して
当然’という発想になるのだろうが、むしろ大型補強するとこ
なれるまで時間がかかるわけだしWBCがあったおかげでWBC
出場組の近藤健介や牧原大成に甲斐拓也らがチームにフィッ
トするのに時間がかかる中での＋５は悪い成績ではない。

　つまり大型補強＝開幕から独走というロジックを今だに持っ
ているマスゴミの感覚が、いかに時代についていけてないとい
う事が分かるのだ。