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こーじ苑
複数投手制という最先端を極めた仙台育英の栄光
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp5-220822-202208220000227
2022夏の甲子園は今日決勝が行われ、仙台育英が下関国際を8ー
1で破り悲願の初優勝を果たすと共に東北勢が遂に初優勝となった。
試合の詳細はコチラで記すとして仙台育英の優勝の要因は5人も
の投手を揃えて全5試合で完投投手が1人もいないという新たな戦い
方を見せたわけで、ダルビッシュ有をはじめ菊池雄星に大谷翔平や
佐々木朗希といった凄い選手を輩出している東北の勢いが結実した
形になったと思う。
仙台育英といえば昭和の時代から東北の強豪だった一方、特に夏
は勝てない時期が続いていたが86年に東北の監督だった竹田利秋監
督が赴任しユニフォームも現在の慶應のようなデザインに変更する
と89年夏に大越基投手を擁して準優勝。
昭和の時代の三沢や磐城と比べて勢いだけでない戦いぶりを見る
と東北勢悲願の優勝はすぐそこと思われたのだが、そこから多くの
プロで活躍する選手や話題のスター選手を輩出しながら甲子園では
優勝できなかったのだから周囲の期待が大きいだけに忸怩たる思い
だっただろう。
象徴的だったのが15年でエース・佐藤世那を擁しながら決勝で、
小笠原慎之介&吉田凌という左右のWエースを擁する東海大相模に
6ー10で敗れた試合などが複数投手制への切り替えにつながったの
ではないかと個人的に思う。
確かに継投は交代させたばかりに試合の流れが変わるなどのリス
クもあるが、今やそれを承知で傾倒する時代なっているのだろう。
優勝するには運も必要とは言われるが確かに決勝の相手・下関国
際が準々決勝で絶対王者と言われた大阪桐蔭や準決勝で選抜準優勝
の近江に勝っていた面も見逃せないが、今回の仙台育英なら大阪桐
蔭や近江にも十分勝てただろう。
それにしても最近の暑さや打撃レベルの向上などを考えると1人の
投手がフルイニング投げて勝つというのは確率が異常に下がるのは、
フルイニング投げてはないものの準決勝で疲弊していた近江の山田
陽翔が象徴的だ。
決勝の相手・下関国際も大阪桐蔭や近江を抑え込んだ2番手の仲井
慎が今日は打たれたように準決勝までとは明らかに疲弊していた感じ
だから、これからは球数制限なども絡んで複数投手制という戦い方に
拍車がかかるのではないかと思わせる仙台育英の優勝だった。
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4年前に吉田輝星の金足農を高校野球の理想形などと、会長が絶賛してましたからね。
佐々木朗希が流れを見事に変えてくれましたので。