先日 亡くなった納谷悟朗氏はルパン三世の銭形警部や宇宙戦艦ヤマトの
沖田十三艦長以外にチャールトン・ヘストンやロバート・ライアンにヒーローなら
ウルトラマンA、悪キャラならショッカーの首領や変身忍者・嵐の血車魔神斎の
声を演じていた。
またナレーターとしてもレインボーマンや仮面ライダーアマゾンに新造人間
キャシャーンなどが印象深い。
個人的には納谷氏といえばショッカーの首領やヤマトの沖田艦長に代表される
貫禄十分なボスキャラのイメージが強く、当時としてはウルトラ兄弟最年少と
いう設定だったウルトラマンAでゾフィ以下のウルトラ兄弟達に‘兄さん’と言って
いたのには正直言って違和感があった。
また沖田艦長のイメージ的に主役の師匠的なキャラだったのでスターウォーズ
のオビ・ワンなどは‘納谷悟朗がやらないかな’と思っていたら起用されたので
妙に納得するものだった。
一方でチャールトン・ヘストンら以外の吹き替えでは東宝特撮映画で怪獣大
戦争やフランケンシュタイン対バラゴンのニック・アダムスに緯度0大作戦の
ジョセフ・コットンの声を担当していたので親しみがあった。
ナレーションとしてはレインボーマンやキャシャーンなど孤立無援の状態で
強大な敵に挑む作品を担当しており、ヤマトタケシやレインボーマンがEPの
終盤で苦闘する時に流れるナレーションは秀悦だったしキャシャーンの‘行け
キャシャーン、キャシャーンがやらねば誰がやる’は納谷ナレーションの最高
傑作だろう。
銭形警部の終生のライバル・ルパン三世を演じた山田康雄や、ヤマトで共に
戦った真田志郎の青野武に弟子ともいうべき古代兄弟の広川太一郎と富山敬も
既に鬼籍に入っているので また1人 偉大な職人が亡くなったという喪失感
溢れる1日になった。
おすすめブログ
@goo_blog
平成も25年なんですから、昭和の名作に出演された方々が亡くなるのも、人間としての帰結なのかもしれませんが。
でも、ショッカーの首領は不滅です!!!
ちょうど、30日の「かえってきたヒーロー」イベのチケ獲得と、打ち上げ参加予約して、
速水亮さんとこのブログで、
「打ち上げでは、ぜひ私の前に来てくださいね」
と、コメ返し貰ったばかりだったんです…。
去年ぐらいから、昭和のヒーロー役者さんに会いに行っているのも、
会えるときに会っておかないと、一生後悔するような気がしてきて…。
佐々木剛さんが緊急入院されたとメールで知ったときは、
不謹慎ながら覚悟したほどなんです…
昨年の、荒木しげるさんのこともありますから。
出たとしても
アニオタ相手の
それだって立派な仕事ですけどね
残りは島大介と徳川彦左衛門ですか。
何せヤマトですら来年で40周年ですからね。
たしかに昭和のヒーロー達も25年も経つと、こうなる可能性は高いですよね。
そういう意味では時の流れを感じずにいられませんね。
＞こうちゃん様
そこなのですよね。
納谷氏の声など代わりが利きませんから、喪失感がかなりありますね。
＞Unknown様
もともと昔の声優さんは舞台俳優上がりでしたから
今の声優とは実力が違いましたから。