子供達が通っている小学校は韓国の吐月初等学校との交流行事で、
今年は5年と6年が今日から明後日まで吐月初等学校を訪問する予定
である。
韓国の11月は真冬並みに寒いはずだが、吐月は釜山の近くらしい
ので気候的には九州に近いようだから寒さという点では楽だろう。
というのも今から18年前の98年11月に業界の研究団体の慰安旅
行で釜山1泊旅行に出かけているので、11月の釜山の気候は肌で分
かっているし どうしても18年前の釜山旅行を思い出すのだ。
11年前は釜山まで高速船・ビートルで往復する予定だったが引率
の人がビートルの最終便出発時間を1時間間違えたため、釜山から
ソウルまで飛行機で飛びソウルから福岡空港まで飛行機で帰ると
いうハプニングに遭ったわけだ。
だから釜山の夜は想像以上に暖かかったのに対してソウルの金浦
空港に到着し国内線から国際線への移動の時に外を歩くと釜山とは
比べ物にならないほど空気が冷たかったので、同じ韓国といっても
日本海側の釜山と大陸に近いソウルでは全く気候が違うというのを
実感したのだ。
ちなみに引率した人は当時1年に3度ほど釜山を訪問していたので
地元の人しか行かない店などを熟知していたので特に焼肉を食べに
行った時など周囲はみんな韓国人という状態で、肉を注文すると我
々を日本人と分かっている店のスタッフがチシャにカブの薄切りに
大葉を置き焼いた肉を1切れとキムチをくるんで食べる方法を教え
てくれたのだった。
面白いのは店の人は肉がなくなると注文しないと持って来ないが
チシャをはじめとした野菜系は皿からなくなると、すぐに補充して
くれるわけで韓国の人達が肉を1食べるなら野菜は5ぐらい食べると
いう常識を持っていたのを知った。
他にも韓国に行ったからこその現地の文化を身をもって知る事が
できたので貴重な体験だったし、今では焼肉を食べる時は韓国式の
チシャで肉を巻いて食べるやり方にしている。
今回 訪問するメンバーに次男はいないもののキックベースやカル
タの教え子がいるわけだから、海外ならではの貴重な体験をいい糧
にして欲しいと思う。