ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ムー一族の再放送が始まっており
4月からBS-12でムー一族の放送が始まり、毎週月曜19:00~
21:00まで1日2話づつOAされている。
ムー一族といえば78年に毎週水曜21:00からOAされていたドラ
マで、特に劇中で郷ひろみと樹木希林がデュエットで歌う林檎殺人
事件はヒットしたし劇中 悪く言えばワンパターンともいえるお約
束シーン満載の昭和時代特有の作品だ。
最初に見ていた時に娘が‘寺内貫太郎一家に似ている’と言ってい
たのだがプロデューサーも同じだし、西城秀樹と郷ひろみらをはじ
めとした各キャラの立ち位置も同じなので初めて見る娘もそういう
感じで見ていたのだろう。
伴淳三郎がベテラン職人で左とん平は若手職人、そして由利徹は
向かいに済んでいて西城秀樹or郷ひろみの姉or兄の梶芽衣子と清水
健太郎が問題を起こすというのも同じ要素になっている。
久世光彦氏がプロデュースしたドラマは時間ですよや寺内貫太郎
一家にムーだけでなく、刑事ヨロシクやビートたけしの学問ノスス
メなどパターンは同じではあるものの笑ってしまうというのが多く
当時の視聴者も偉大なるワンパターンを楽しんでいた。
ちなみにムー一族の場合は39話中1/4にあたる10話を生放送で製作
しており若き日の生島ヒロシがラジオスタジオから出演していたり、
野球解説をしていた牧野茂氏が甘味処・赤兵衛の客として出演しプロ
野球の結果を報告するなど当時の雰囲気がよく分かるシーンが多々
ある。
こういった生放送の回が多いという事でOA当時から‘ムー一族の再
放送は難しいだろう’と友人と言っていたし、樹木希林演じるカネタ
さんが毎朝スポーツ紙を見ながら‘阪神また負けた’と毎週ボヤくシー
ンを見て後藤次男監督率いるタイガースがこの年は最下位に落ちたの
だったという事を思い出す。
そういう意味では最近はこういった個性的なドラマが作られてない
わけで昭和のドラマが全ていいとは思わないが、たまにはこういった
コメディドラマの新作も見てみたいと思ったりするのだ。
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