‘獅子変化’して有利な事は あるのか?

 今から38年前の72年にOAされて人気があったヒーロー作品に快傑ライ
オン丸がある。

 戦国時代に戦災孤児の獅子丸は師匠の果心居士から受け継いだ金砂
地の太刀の力を用いた‘忍法獅子変化’でライオン丸に変身して大魔王
ゴースンの送り込む暗黒魔人と戦うというストーリーだったのだが、問題
なのは ‘獅子変化’と言いながらモロにライオンになるのではなく顔だけが
ライオンになっている。

 ただ最近 顔だけライオンになって何かアドバンテージはあるのだろうか?
と思ったりしてしまう。

 ライオン丸の必殺技は高くジャンプして一気に切り下ろす‘ライオン飛行
斬り’で、こじつけて言えばライオンは猫化だから猫化特有のジャンプ力を
使ったという事かもしれないが、ヒーロー系の忍者の場合はそれなりの跳躍
力があるので獅子変化しなくてもいいだろう。

  と思っていたら実際には劇中で使われなかった技で‘雷音声(らいおん
せいorらいおんじょう)’というのがあった。

 エンディングの‘ライオン丸がやってくる’の2番の冒頭で‘魔人を蹴散らす
大音声で~’と歌われているのが雷音声の事だろう。
 なんでも雷音声は100㌔離れた暗黒魔人を倒す事ができるというのだが、
使ったのを見た事がない。
 まぁ100㌔先の敵を倒せても周囲の人間にも影響があるのは確実だから
使えないのは仕方ないが・・・・・  

 他には やはり劇中では使われなかった たてがみで目潰しをする‘忍法たて
がみ吹雪’という技をもっていたらしい。

 この2つは確かに人間体では使えない武器だが、いずれも劇中で使用され
ずに終わったため余計に獅子変化の意味がないと言われたりするのだろう。

 やはり企画としては面白い必殺技も実際に使えない技がけっこうあるもの
だと思うのだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« アルゼンチン... 相撲協会トッ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。