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こーじ苑
相撲協会トップの交代は当然
相撲協会トップ「交代」、名古屋場所開催へ全力(読売新聞) - goo ニュース
野球賭博問題で賭博に拘わった1人である雅山の師匠で日本相撲協会・
理事長の武蔵川親方が今場所謹慎処分を受けるため代行として村山弘義
氏が就任する事が決まったらしい。
やっとまともな状態になったと思いたいのは山々だが前日の情報では理事
達が あくまで力士出身者に拘り放駒理事を理事長代行にする路線をかか
げていたものの、外部理事達の反発で何とか外部からの招聘という形で元
東京高検検事長の村山氏になったというのだから‘この期に及んで’ 感が
拭えない。
関係者の感覚としては‘部外者に何が分かる’という基本的な考えがある
ようだが、これこそが時代錯誤もいいところ。
外部からの人材を入れないので有名なのがプロレスだが、これはあくまで
ショービジネスの世界の話。
格闘技ではボクシングのコミッショナーなど現場出身者ではないのが現状
で、どうしても利害が絡みやすいので当然だろう。
しかも国の保護を受ける公益法人を名乗っているのだから これまでの
ように力士OBばかりで運営していれば、昔ながらのシステムを‘伝統’ と
強弁して変革しようとしないのが目に見えている。
たしかに経験に裏打ちされたノウハウも重要だし理解できない事はない
ものの、あまりにも時代錯誤な事までも変革しないのは無責任ではない
だろうか。
だからこそ最近は運動能力が高く体の大きな素質のある子供達が相撲
ではなく、他の競技に流れるのは当然だと思うのだ。
前理事長は相撲部屋から中学に通っていたらしいが、その頃から毎日
酒を 1升飲んでいたそうだ。
相撲界では酒の事を馬力と言って肯定的に言われているのだが激しい
稽古をした後にアルコールは現代のスポーツ医学ではケガの元になるから
厳禁だというのが常識になっていると比べても いかに相撲界の常識が
一般の常識とかけ離れているか分かるだろう。
だから30代前後から糖尿病や高血圧に悩まされたりする力士が多いし、
ついこの間までは横綱の還暦土俵入りは珍しかったというのを見ても長寿
社会の現在に60歳前に死ぬような競技を一般の子供達がやろうとは思わ
ないだろう。
こういう悪しき風習を1日も早く止めるには角界OBではなく外部からの
人材が中心になって運営していかない限り、国技である大相撲は衰退する
だろう。
あくまで角界OBに拘るなら公益法人剥奪しかないと思うのだ。
とりあえず今回強引に開催する名古屋場所が どうなるか見ものである。
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