26話でインベーダーがミラーマンの心臓部に埋め込んだのがエネルギー時限
爆弾。
‘ミラーマンを捕らえてエネルギー時限爆弾を仕掛けるぐらいなら、その場で殺害
すればいいのに’とは当時の視聴者だけなくても突っ込みたくなるのだが、イン
ベーダーにしてみると人知れずミラーマンを殺害しても一般市民には分からない
ため 衆目の前で爆殺すればショックを与えるという事を考慮したのだろう。
しかも当初ミラーマンはエネルギー時限爆弾を仕かけられた事を知らず戦いに
臨もうとして父から その旨を知らされ最後はカラータイマーをベルトの先に装着
されてエネルギーの残存量を知りながら戦う事になる。
28話の冒頭で京太郎は御手洗博士にエネルギー時限爆弾を調べてもらった
結果‘地球の科学では摘出不可能’と言われたが‘ちょうどいいハンデ’と京太郎
が強がったのもカラータイマーというエネルギー残存量の目安が分かるアイテム
を授かったからだろう。
やはりエネルギー残存量を気にしながらの戦いなら不安で仕方ないだろうが、
目安が分かればベース配分ができるので脅威にはならない。
ただエネルギー時限爆弾を仕掛けられる前は決め技として使いまくっていた
シルバークロスを ほとんど使わなくなっていたのに対し、対キーラゴン戦から
ミラーキック(orミラクルキック)を使い始めているのがエネルギーの消費量を
抑えるためだろう。
つまりエネルギー時限爆弾はミラーマンの活動時間に足枷を付けると同時に
新たなる必殺技が追加される結果になったわけだ。