アルゼンチン、24年ぶり決勝へ=3度目優勝懸けドイツと対戦〔W杯〕(時事通信) - goo ニュース
日本時間の今朝サンパウロで行われたブラジルW杯Sファイナル
の2試合目はアルゼンチンがオランダ相手に引き分け、PK戦の末に
ファイナル進出を決めた。
試合は前半アルゼンチン、後半はオランダが攻勢に出たものの共に
両チームの固いディフェンスに阻まれて得点できず。
延長でも両チーム無得点でPK戦となりオランダが1人目と3人目
のスナイデルが外したのに対し、アルゼンチンは4人全員が決めての
ファイナル進出だった。
さて今回のアルゼンチン-オランダ戦は両チームのジンクスが炸裂
した形になる。
まずアルゼンチンがオランダ相手に勝ったのは78アルゼンチン大会
ファイナルの時のみで、試合は延長の末だから90分間での勝負でアル
ゼンチンはオランダに勝ってないという事になっていた。
一方でPK戦はアルゼンチンが3勝1敗なのに対しオランダは今大
会を含めて1勝1敗ではあるが、EURO 2000のSファイナルでイタリ
アから負けるなどPK戦に弱いイメージが強いので今大会はコスタリカ
には勝っているものの いいイメージはなかった。
それを考えると90分で決着を付けられなかった時点でオランダが
ファイナル進出する確率は低くなっていた事になる。
こうしてファイナルはドイツ-アルゼンチンというカードになった
のだが86メキシコ&90イタリア大会に続く顔合わせで、1勝1敗では
あるものの それ以外は06ドイツ&10南アフリカ大会と90ファイナル
と合わせてドイツの3連勝中という事になる。
ちなみにアルゼンチン唯一のPK負けは06ドイツ大会での試合で
ドイツのPK戦は4連勝と無類の強さを発揮しているので、データ的
にはアルゼンチンがPK戦になると厳しいのではないか。
というワケでデータ的にはドイツ有利ではあるが、アルゼンチンに
とって有利なデータはマラドーナの活躍でドイツに勝って優勝した86
メキシコ大会がアメリカ大陸開催だったので開催地のジンクスがどち
らに出るか?
スーパースターのリオネル・メッシを中心にした‘王様’スタイルが
勝つのか、全員攻撃&全員守備のドイツが勝つのか興味は尽きない。