ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
06ホークスの敗因と来年のために
ホークスの06年シーズンが終った。
またしてもプレーオフの第2ステージで敗れ日本シリーズに
出場はならなかった。
今年の敗因は貧弱打線とバント作戦の弊害がモロに出た。
昨年までは3バティスタ、4松中、5城島、6ズレータ、
7カブレラと、どこからでも長打を期待できる打線だった。
だからノーアウト1塁で送りバントを敢行しても点にはなっていた。
今年はバティスタと城島が抜け軽量打線になってしまう。
首脳陣は「大砲がいないのだからスモールベースボール」と言い
つなぎのスタイルを目指した。
ただバティを解雇したのは日本人の大砲育成が待ったなしになった
のが大きく3塁をルーキーの松田、2年目の江川、8年目の吉本らのうち
誰かを優先的に使うからこそだと思っていた。
実際6月頃までは7,8番サードという打順で松田や江川を使っていたの
だが7月頃になると3塁にカブレラが入りレフトは城所や井手、そしてマス
コミの待望論に応えるかのように本多が起用され将来の大砲候補はスタメン
から姿を消した。
松田か江川は3番起用説を私は唱えていた。理由は大村や川崎という1、2番
コンビは俊足だし4番の松中の前にランナーは溜めたくないのでストレートでの
ストライク勝負になりやすい。だから3番はわりあい気楽に打てるのだ。
ところが7、8番は楽そうだが8番の本間や9番の的場の前だと後ろが打てそうに
ないのでボール球での勝負が多かった、だから打ち辛そうにしていたのだ。
結局3番には最も大砲的な田上以外は柴原や辻なんかの名前まであった、これ
では松中を歩かせてズレータ勝負という形を相手が取って来る。
松中のホームランが激減したのはズレータは6,7番でたまにデカイのを打つタイプ
だったのが小久保や城島が抜けたため5番にせざるを得なかった。
カブレラが万全ならむしろカブレラ5番、ズレータ6番の方がよかったかも知れない
もう1つがバントの多用で後のバッターが打てそうもないのに打てそうなバッター
にバントさせるシーンは最早こっけいである。
若手の抜擢に「打撃に目をつぶって守れる選手」と「守りに目をつぶって打てる
選手」のどちらを起用するかとなると日本では前者が圧倒的に支持される。
ところがライオンズの伊東監督は後者を選んだ、これは東尾や伊原時代には考えら
れなかった事で前任者の時代はカブレラ以外は雑魚だったのが今やカブレラ抜き
でも大丈夫な打線になっている。
ところがホークスは前者の起用法を取ったが肝心の守りを買った本多が負けに
つながる痛いミスをしているケースが目立ったし当然打てないのだ。
来年勝ちたければ松田や江川らの打てる若手を(できれば3番で)優先的に起用
するべきだし送りバントもなるべくしないようにするべきだ。
点が欲しい時はタイムリーを打たないといけない1アウト2塁より外野フライか
内野ゴロで点が入る1アウト3塁を作らないと今の打線では点は取れないしチームに
勢いはつかない。
福岡のファンはとにかく打てない試合は病的に嫌うのだから1にも2にも打線の
強化なくして復活ない。
またシーズン前にプレーオフで苦渋をなめたマリーンズに「倍返し」という
キャンペーンをシーズン初めにやっていた。これは2000年にジャイアンツに敗れて
連覇を阻まれ「打倒ジャイアンツ!」と01年のキャッチフレーズにしたのと同じ
ノリではないか!この年はしっかりバファロ-ズとライオンズとの三つ巴の末
バファローズから優勝をさらわれている。この事例に学ばなかったのだろうか?
確かにマリーンズ相手には調子を上げてきた節目でことごとく叩き浮上させ
なかったし対戦成績も大幅に勝ち越した。だが昨年までお得意様にしていた
ファイターズに負け越しているのだ。来年今度はファイターズに倍返しキャンペー
ンなどをやったら再び他のチームに足元をすくわれるだろう。
またしてもプレーオフの第2ステージで敗れ日本シリーズに
出場はならなかった。
今年の敗因は貧弱打線とバント作戦の弊害がモロに出た。
昨年までは3バティスタ、4松中、5城島、6ズレータ、
7カブレラと、どこからでも長打を期待できる打線だった。
だからノーアウト1塁で送りバントを敢行しても点にはなっていた。
今年はバティスタと城島が抜け軽量打線になってしまう。
首脳陣は「大砲がいないのだからスモールベースボール」と言い
つなぎのスタイルを目指した。
ただバティを解雇したのは日本人の大砲育成が待ったなしになった
のが大きく3塁をルーキーの松田、2年目の江川、8年目の吉本らのうち
誰かを優先的に使うからこそだと思っていた。
実際6月頃までは7,8番サードという打順で松田や江川を使っていたの
だが7月頃になると3塁にカブレラが入りレフトは城所や井手、そしてマス
コミの待望論に応えるかのように本多が起用され将来の大砲候補はスタメン
から姿を消した。
松田か江川は3番起用説を私は唱えていた。理由は大村や川崎という1、2番
コンビは俊足だし4番の松中の前にランナーは溜めたくないのでストレートでの
ストライク勝負になりやすい。だから3番はわりあい気楽に打てるのだ。
ところが7、8番は楽そうだが8番の本間や9番の的場の前だと後ろが打てそうに
ないのでボール球での勝負が多かった、だから打ち辛そうにしていたのだ。
結局3番には最も大砲的な田上以外は柴原や辻なんかの名前まであった、これ
では松中を歩かせてズレータ勝負という形を相手が取って来る。
松中のホームランが激減したのはズレータは6,7番でたまにデカイのを打つタイプ
だったのが小久保や城島が抜けたため5番にせざるを得なかった。
カブレラが万全ならむしろカブレラ5番、ズレータ6番の方がよかったかも知れない
もう1つがバントの多用で後のバッターが打てそうもないのに打てそうなバッター
にバントさせるシーンは最早こっけいである。
若手の抜擢に「打撃に目をつぶって守れる選手」と「守りに目をつぶって打てる
選手」のどちらを起用するかとなると日本では前者が圧倒的に支持される。
ところがライオンズの伊東監督は後者を選んだ、これは東尾や伊原時代には考えら
れなかった事で前任者の時代はカブレラ以外は雑魚だったのが今やカブレラ抜き
でも大丈夫な打線になっている。
ところがホークスは前者の起用法を取ったが肝心の守りを買った本多が負けに
つながる痛いミスをしているケースが目立ったし当然打てないのだ。
来年勝ちたければ松田や江川らの打てる若手を(できれば3番で)優先的に起用
するべきだし送りバントもなるべくしないようにするべきだ。
点が欲しい時はタイムリーを打たないといけない1アウト2塁より外野フライか
内野ゴロで点が入る1アウト3塁を作らないと今の打線では点は取れないしチームに
勢いはつかない。
福岡のファンはとにかく打てない試合は病的に嫌うのだから1にも2にも打線の
強化なくして復活ない。
またシーズン前にプレーオフで苦渋をなめたマリーンズに「倍返し」という
キャンペーンをシーズン初めにやっていた。これは2000年にジャイアンツに敗れて
連覇を阻まれ「打倒ジャイアンツ!」と01年のキャッチフレーズにしたのと同じ
ノリではないか!この年はしっかりバファロ-ズとライオンズとの三つ巴の末
バファローズから優勝をさらわれている。この事例に学ばなかったのだろうか?
確かにマリーンズ相手には調子を上げてきた節目でことごとく叩き浮上させ
なかったし対戦成績も大幅に勝ち越した。だが昨年までお得意様にしていた
ファイターズに負け越しているのだ。来年今度はファイターズに倍返しキャンペー
ンなどをやったら再び他のチームに足元をすくわれるだろう。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
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あ、カツノリ引退したのか。
とうとう目の出ない選手で終わってしまったな。
FA権を取った小久保を取りに行くという話がありますね。やはりホークスは秋山から小久保-松中-斉藤-川崎、という練習をよくして、真摯に野球に取り組むリーダーという伝統ができあがっていますから、戦力面という以上に若手の手本、チームの精神的な支え、将来の指導者、こういった観点から取りに行くべきだと思います。もちろん今のホークスならあの長打力は魅力的ですし。
東北相手には、まずないと思われます。
野村のオッサンは優勝までには作れないでしょう。
カツノリもひいきの引き倒しでコーチのようですね、
一茂の時にはクソミソ言っていた男が息子になるとこんなモノで最悪です、だからチームは強くならないです。
野手のリーダーとして小久保は絶対に必要です。
松中の煮え切らない働きも小久保不在で空回りしている
きらいがかなりありましたよ。
家も福岡に建ててそのままらしいですからね、あの人間のクズであり最低のセクハラ前社長が失脚した今としたら
絶好のチャンスです。
問題は小久保が責任感が強いので今年怪我でほとんど棒に振ったのが申し訳ないと思ってもう1年残留という事がありうる事ですね。
帰っておいでホークスに!
カブレラのコンバートは知っていましたが,それに
しても打線が・・。ただでさえ城島・バティスタが
抜けて苦しい打線事情なのに,あくまで守りに徹し
たいのでしょうか。
来年のホークスには,江川・吉本・松田など,打て
る選手を我慢して起用する精神を持って欲しいです。
本多や城所などは,正直言って守備固めや代走起用
の方がいいと思いますし。それか,他球団や外国からパワーのある選手を入れるかですね。もはや一発を
期待できるのが,松中とズレータ以外にいませんから・・・。
ホントだ,カツノリが2軍育成コーチに・・・。
成績から見ても,どうやったってコーチに就任出来
る訳ないんですが・・。さすが子には甘いですね。
佐竹や飯田が引退したのは痛手ですね。楽天。
来期,どうやって勝つつもりなのか楽しみです。
バティの退団はもったいなかったけど、松中に続く日本人の大砲育成が急務になりましたし松田や江川は内野手で空きポジションといえば3塁のみという事で納得しました
ただし本間とか鳥越などを3塁で使うならバティ解雇の意味がないと言ってましたので見事に私の期待を裏切ってくれました。
確かに城所や本多の方が使い勝手はいいけどチームとしては前に進めません。来年こそはと思いたいです。
野村の息子に対する甘さは酷すぎます。