ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
1塁へのヘッドスライディングは禁止せよ!
今朝のスポニチにホークスの川崎宗則が、師匠と慕うイチロー
から怒られたという記事が載っていた。
北京五輪アジア予選の韓国戦で、1回に川崎が1塁にヘッドスラ
イディングしたプレーに対して‘オレの大嫌いな事をしやがって’
と、イチローが激怒したらしい。
イチローは、故障するリスクが高くベースを駆け抜けるよりも
明らかにスピードが落ちるヘッドスライディングを 非合理的で
‘カッコ悪い’と言ったらしい。
しかも1回から行う事によって、内野の要のショートが早々と戦線を
離脱するリスクをも省みないのが許せないようだ。
それが‘バカげた事を1回から、しやがって’という事だ。
私も以前から、これは感じていた。
ヘッドスライディングした方が早いなら、陸上競技の短距離でゴール
するときに飛び込むはずだ。
ヘッドスライディングをするよりも、駆け抜けた方が早いのだから批判
されても褒められる事は絶対にないプレーである。
にも拘らず、日本では高校野球をはじめとした解説者達は ‘闘志ある
素晴らしいプレーですね、これはチームの士気を鼓舞しますよ’などと
褒めちぎっても‘駆け抜けた方が早かったのに’ と批判する者は皆無
なのだ。
コレは、かなり異常な事である。
イチローが言ったように‘駆け抜けるよりスピードが落ちて、ケガのリスクが
ある非合理的なプレー’を‘ファイトあるプレー’ と褒めちぎる事自体が
おかしい。
敢闘精神が大好きな日本人の情緒に訴えかけるプレーではあるが、
しょせんアマチュアの発想である。
プロが やるプレーではない!
‘変だ変だ’と思っているプレーを初めて非難したのが、イチローである。
‘よくぞ言ってくれた!’
と諸手を挙げて歓迎したいし、これを契機に
1塁へのヘッドスライディング禁止
キャンペーン
が沸き起こる事を期待したい。
そして
1塁へのヘッドスライディングを褒める
プロ野球のOB達は、無能だ
というように認識していきたい。
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1回から無死1塁からバント→自動的に1死2塁、というのを「セオリー通りの手堅い戦法」としてもてはやす人が俺の回りにやたらと多いんです。
そこに違和感を感じていた。
メディアが「星野ジャパンは素晴らしい!」と言って特集番組まで組んでいる。
また、違和感。予選を突破しただけじゃねぇか!と。
どうも、日本全国にはいまだにこの手の「信仰」がまかり通っているようですね。
今、大切なのは「信仰」ではなくて「勝つための合理性(怪我の防止も含めて)」なのにね。
いつも思っていたことです。
明らかに駆け抜けたほうが早いのに
頭から飛び込むとは。
変な精神論で怪我でもしては台無しに
なりかねません。
一気に体制翼賛報道ですからね。
タチが悪いですよ。
手放しで褒めていいのは、極端な話・金メダルを
取ってからですよね。
ケガをおして頑張るという姿が、もてはやされる
のと似てます。
>さくらい様
変な精神論が、未だに幅を利かせているのが現状ですから。
タッチプレーになったなら、いざ知らず。
イチローが言った事によって、論議が起こればいいのですけど。
血気にはやって投げるな、打つな、走るな。
たまたま今、読んでいる中西太の本に出ている(あまり面白い本ではありませんが)三原脩の言葉です。
ここでも一塁ヘッドスライディングの愚について触れている。
野手が暴投して2塁へ向う時も不利でしょうが!
「そんな事ちょっとでも野球をかじった人であれば、イヤ、見るだけのファンであっても常識でしょう。」と思い、違和感を感じたものですが・・・
プロでもそんな情けないプレーがもてはやされているのですね。驚きました。
中西太氏は、三原脩氏の娘婿ですから、三原イズムをしっかりと受け継いでいますからね。
理にかなってない事を徹底的に批判する方でしたので、やはりそういう事を書かれていましたか。
以外に、少数派の頭の不自由な突貫プレー好きのOBが幅を利かせているのかも知れませんね。