ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
日本男子長距離陣 大惨敗を喫す
藤原21位、前田40位=19歳ゲブレスラシエ初V―世界陸上・男子マラソン
今日から北京で開幕した世界陸上は初日に男子マラソンが行われ
エリトリアのギルメイ・ゲブレスラシエとイエマネ・ツェガエとの
マッチレースとなったが、35㌔過ぎに突き放して2:12:28のタイムで
優勝。
日本勢は前田和浩が15㌔過ぎに藤原正和が21㌔付近で先頭集団から
遅れ始め最終的に藤原が21位、前田は40位という惨敗を喫した。
暑さの中のレースだけに当然ながらスローペースでスタートした
ので日本勢2人も付いて行けると思いきや、先頭集団のゆさぶりで
消耗したのか先述したように中間点も過ぎないうちに脱落したのだ
から話しにならない。
藤原が言うには‘スローペースの中でもペースの上げ下げがあって
前半で力を使ってしまった’との事だが、ペースの上げ下げという
要素はトラックレースの典型で日本マラソン界が5000や10000という
トラック競技の強化を蔑ろにした報いでもある。
ちなみに男子10000mでも27,01のタイムで優勝したモハメッド・
ファラーに対し箱根で活躍した日本勢は28、25でゴールした鎧坂晢哉の
18位が最高で村山謙太は29,50の22位、設楽悠太は30,08の23位という
これまた大惨敗。
つまり現在のマラソンはロードでトラックレースをやっている感覚
なので10000mで10位前後に入るぐらいのスピードがなければマラソン
でも世界に通用しないし、8位以内の入賞で五輪の出場権を与えるなど
という甘い条件では五輪のマラソンは出場するだけという形になるのは
目に見えている。
かつての瀬古利彦だけでなく円谷幸吉や森下広一らのようなトラック
でも世界と戦える選手を育成しない限り、マラソンの復活もないと思う
のだ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 台風が秋を連... | 憧れたのはブ... » |
なにせ、今井は体調不良で出場辞退してますからね。
当然ながら実力通りという事ですけど、選出された連中の意識が異常に低いという事になりますね。
今井が出場していても流れは変わらないでしょう。