大相撲名古屋場所が終わり


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-210718-202107180000496

 7月4日から始まった大相撲名古屋場所は昨日が千秋楽を迎え、結
びの一番で横綱・白鵬が大関の照ノ富士に勝って全勝で昨年春場所
以来45回目の優勝を決めた。

 立ち合いから肘によるかち上げを見せるだけでなく張り手も混じ
えた気迫を見せた横綱が最終的に小手投げで照ノ富士に勝ち、鬼の
形相でガッツポーズをする姿を見ると今場所に進退を賭けていた事
がまざまざと分かる一戦だった。

 横綱昇進を狙う者と横綱の地位を守ろうとする者が対戦する千秋
楽結びの一番だが、前日の時点で横綱昇進確定となった照ノ富士に
対し何が何でも優勝を目指す白鵬の立場の違いがモロに出た結果で
もある。

 敗れたとはいえ打ち出し終了後に照ノ富士の横綱昇進を審議する
臨時理事会の開催を要請した事で、場所後の横綱昇進が事実上決ま
ったわけだから序二段に落ちた力士が横綱昇進という奇跡のような
事が達成される事になる。

 照ノ富士は今年に入り初場所こそ11勝だったが春場所と夏場所を
2場所連続優勝で大関に復帰しており、大関で2場所連続で優勝もし
くは優勝に準ずる内容という面を満たしたいるだけでなく抜群の安
定感を見せていた。

 正直言って今の角界を見ていると横綱の白鵬は膝のケガで休場が
ちだけでなく年齢的にも限界が近づいているだけでなく、大関陣も
正代は千秋楽にようやく勝ち越しが決まるなどパッとしないし貴景
勝はケガが多く安定感がない。

 こうしてみると照ノ富士の横綱昇進は相撲関係者にしてみると待
望という事になるのだが一つだけ気になる点は古傷の膝の状態で、
これが悪化してしまえば横綱という立場からいえば引退に追い込ま
れかねないわけだから稀勢の里ではないが横綱に昇進してなければ
長く現役を続けられたのに…という事にだけはなって欲しくない。

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