異次元空間から位相空間&多次元宇宙へ

 先日ウルトラなど円谷作品における昭和の異次元ネタを扱ったの
だが、平成に入ると異次元という設定は扱われなくなった気がする。

 その代わりにウルトラマンネクサスに出て来た位相空間や大怪獣
バトルに出て来た平行宇宙といった概念が扱われており、これなど
四次元空間の映像化がCGを使っても難しいという事からの切り替え
なのかと思ったりする。

 例としてウルトラマンゼロVSダークロプスゼロでレイとヒュウガ
が多次元宇宙に浮かぶ謎の惑星チェイニーに漂着し、そこで別次元
にも存在していたもう一人の自分達に遭遇するなどのシーンで平行
世界というのが描かれている。

 別位相になるとウルトラマンネクサスに登場するビースト・ゴル
ゴレムが別位相から現実空間を行き来するという特徴を持ち、ここ
に逃げ込まれるとウルトラマンでも手出しできないほどだった。

 また次に登場したクトゥーラになると位相空間である異形の海か
ら現実世界へ触手のみを伸ばして人間を捕食したりウルトラマンを
締め上げるなどの攻撃を行っており、ゴルゴレムは位相空間に突入
できるδ機で現実世界に移動させる事ができたのに対しクトゥーラ
の場合は最終的に本体が住む異形の海に侵入しなければ倒せない
という厄介な敵。

 ただし異形の海へは襲撃地点が溝呂木によるゲマトリア解釈法
を利用した暗号が仕組まれて解読した結果、午前0:00に新宿中央
公園にゲートが開く事が示唆されておりナイトレーダーが何tか辿
り着く事に成功する。

 これはエースの巨大ヤプール編で北斗星司がメビウスの輪の原
理を人間に当て嵌めた異次元突入装置をTACが作り、これで北斗が
異次元空間に突入すると共にゾフィが南夕子も異次元に送り届け
られエースへと変身可能になって巨大ヤプールとの直接対決に臨
んだ展開を基にしているのだと思う。

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