2017選抜高校野球,第3日

滋賀学園が2回戦進出、延長14回に振り切る ドラ候補金久保218球熱投も 

 大会3日目の注目カードは第1試合の創志学園-福大大濠戦。

 九州王者で明治神宮大会ベスト4の大濠に3期連続出場の創志学
園が挑む形だが、大濠のエース・三浦を援護する打線を創志の継投
策でどこまでかわせるか。

 第2試合はエースで4番の金久保を擁する望洋に継投で勝負する
滋賀学園という図式で、昨春ベスト8のメンバーが甲子園キャリア
をどこまで生かすか。

 第3試合は機動力を看板にした‘機動破壊’の健大高崎と強力打
線が看板の札幌第一の対戦だから先取点がカギを握る。

 第1試合:創志学園 3-6 福大大濠

 1回の1アウト2・3塁をライナー併殺で逃した大濠は2回に先
頭の5番がヒットで出塁すると2アウト2塁から8番の2ランで
先制すると、3回には1番がヒットで出塁し3番が歩いて2アウト
1・2塁から5番の3ベースで2点を追加し更に4回には替わった
難波から8番の2打席連続HRで5-0とリードを広げる。

 5回まで4安打だった創志だが6回に3&4番の連打でノーアウ
ト2・3塁から2アウト後7番のセンターオーバー2ベースで2点
返すと、8回にも3番の3塁フライ落球から連打でノーアウト満塁
とし1アウト後7番の犠牲フライで1点返したが送球間に3塁を
狙った2塁ランナーが刺されて万事休す。

 4回まで5-0という完全な大濠ペースだったが5回裏に2番が
ヒットで出塁して盗塁失敗すると、3番が出塁したものの4番の
ライナー併殺で無得点から流れが創志に行った形だが前半の5
失点が大きかった。

 第2試合:東海大市原望洋 2⑭6 滋賀学園
 
 1回に滋賀が1番のヒットと盗塁に死球などで2アウト1・3塁
から5番の3塁への内野安打で先制すると望洋も3回にヒットで
出塁した9番をバントで送り2番のヒットとセンターの悪送球で
同点。

 追い付かれた滋賀は4回に1アウトからヒットと2つの四球で
満塁から8番の犠牲フライで勝ち越すが、望洋も9番が死球で
出塁しバントで2塁に進むと2番のタイムリーで再び追い付く。

 以後は両チームともランナーを出しながら投手が踏ん張り10回
には滋賀が1番の2ベースから1アウト3塁とするものの金久保が
3&4番を打ち取り凌ぐが、14回に滋賀は2つの四球でノーアウト
1・2塁から9番の1塁ゴロで併殺を狙った2塁送球が逸れて再び
勝ち越すと更に1番以下の4連打で一気に4点を挙げゲームを決
めた。

 ヒット数は11本づつだったが与えた四死球が柵原が4だった
のに対し、金久保が9個も出したのが最終的に球数も200球を
越える事になり明暗を分けた。

 第3試合:健大高崎 11-1 札幌第一

 2回に高崎は先頭の5番がエラーで出塁し6番の2ベースで2・3
塁から7番&1番の長短打で3点を先行すると、3回にも1アウトか
ら4&5番の短長打で2・3塁とし3連続四死球で2点を追加し5-0
とリードを広げる。

 こうなると一気に高崎ペースになり7回には満塁HRなどで5点を
追加し勝負を決めた。

 札幌も1回にヒットと死球にエラーで2アウト満塁のチャンスを
作るが得点できず2回以降はノーヒットに抑えられて迎えた6回に
四球で出塁した4番を6番の2ベースで1点返すのがやっとだった。

 

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