宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「ダム側の地蔵をお参り」

2005年02月13日 | Weblog







色々な霊的体験談を読みますと、
山精は 特に女性に憑きやすいこと、

また道端の地蔵仏像は 拝仏のためではなく
「何かを鎮める目的のために建立されている事が多い」という事で
むやみに拝むべきではないということ、

もし祓霊に成功した場合でも
その霊の住処である場所には 一生近づかない方が良いなどの共通点が見えてきます。



【六壬呪】

この呪の伝授のみでも 数万円という伝法料を納めて伝授されるそうです。


「天宮勅動大雷公(てんきゅうちょくどうだいらいこう)
地蔵皇君典法通(じぞうこうくんてんほうつう)
白鶴仙師雲遊教(はくかくせんしうんゆうきょう)
老君玄法甲心同(ろうくんげんほうこうしんどう)
六壬文韜武略法(ろくじんぶんとうぶりゃくほう)
天筆書符万化功(てんぴつしょふばんかこう)。」


以下 ネットに投稿されていた体験談です。

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15年くらい前の10月頃の話です。

朝起きて私が仕事に行こうと玄関で靴を履いていると母親が
「昨日、怖い夢を見た」
と言ってきました。
夢の内容はというと、ベットで寝ていると、足元の方から白い手が伸びてきて足を引っ張る、
というものでした。
ここ数日、何度も同じような夢を見るらしいのです。
気味が悪かったけれど、仕事前で急いでいた私は、ただの怖い夢を見ただけと言い、
急いで会社に向かいました。

その後も、何度かその話が話題に出たので
「やっぱり気味が悪いから○○さんに相談してみようかな」
「ん~……そんなに気になるならしてみればw」
確かそんな話をしたと思います。
○○さんというのは母親の知り合いで、霊感みたいなのが強く副業で霊媒師のようなことをやっている人で、
昔私も一度水子祓いをやってもらったことがあります。
○○さんの旦那さんが病院に入院していたときに看護婦をやっているうちの母と知り合ったらしいです。

数日後の夕方17~18時頃だったでしょうか。
○○さんから電話が掛かってきました。
母が電話に出ましたが、
「あんたに変わってくれって」
と受話器を差し出してきました。
え?なんで私?と思いましたが、話を聞く限り母親の悪夢の原因は私にあったらしいです

挨拶も早々に○○さんが言ってきました。
「××ちゃん。もしかして最近MM市のS川のあたりに遊びに行かなかった?」
と話を振ってきた。
「なんでわかるんですか? wすごいですね!」
「なんとなくねw」
……たしかに行ってました。

友達数人で専門学校の卒業記念にS川渓谷の近くにあるキャンプ場で1泊、
さらへ進み川辺でもう1泊し、その付近を散策して遊んでましたw
ものすごい山奥にあるキャンプ場。
しかも10月半ばくらいだったと思います。
人もまったくおらず
「貸切だ~! やっほいヽ(´∀`*)ノ」
とか言って皆で騒いで遊んでいました。

キャンプ場からさらに奥へ車を走らせるとトンネルがあり、
そこを抜けると古く小さなダムがあります。
子供の頃、夏によく家族で釣りに来ていた(連れて来られていた)ので
道や風景はよく覚えてます。
昔の家っぽい廃屋が道路沿いの森の中に見えたり、
道路脇にはよくお地蔵様や石碑?っぽいのが並んでるを見かける、
ちょっと不気味な感じのところでした。

山中には公園がありその近くにはお寺?神社の跡地のようなところもあって、
友達みんなで写真を撮ったりしました。
あのキャンプ場やダムに行ったのが良くなかったのか……
と思いましたがどうやら行った先、行った時期、私達がやった行為に問題があると言われました。

何かいけないことをしただろうかと思い返してみると、行った先、行った時期…
10月中旬の山中公園、川辺にある人気の無いキャンプ場。古いダム。

何をしたか……
大声で騒いだりはしていないのですが、
道端にあるお地蔵様にコンビニで買ったお菓子をお供えして、
就職先が見つかりますように!彼氏が出来ますように!
とか適当なことを皆でお願いしたwあとは何枚か写真を撮ったくらいです。
よく考えてみるとどれもアウトですね。
そして軽く怒られましたw


どうも○○さんの話によれば、怪談によくある『連れて帰って来てしまった』というやつのようです。
「私の方でも御祓いはするけど、
なるべく早めに地元のお寺の人とともよく話をして御祓いを受けるように!」
「それとしばらくは日が落ちてからは何があっても玄関や窓を開けないこと」
「開けて良いのは朝日が昇って、明るくなってから」
「玄関、裏口、家の中にある水場(お風呂場、洗面台、トイレ、台所など)には盛塩を置くこと」
など、いろいろ言われてこれってけっこうやヴぁいんじゃ……と思えてきました。
やたらと夜は出歩くなと注意されたので何の気なしに
「夜になったら外出たらダメなの?」
と聞いたら
「ダメだよ? 玄関先に立ってるから」
背筋が凍る感覚というのを始めて味わい、冷や汗が出たのを覚えてます。
玄関先にいる者……女性で赤い服?着物?着ているらしい……
「こっちの言葉にも無反応で答えてくれないのよね~。何がしたいのか分からなくて」
「とにかく家の中に入ろうとしてるから、
絶対に入れないようにね。悪さすると悪いから」
「お母さんには私の方から話しておくわ。代わってくれる? 
あ! あとたぶんお友達の家の方にも行くと思うから、ちゃんと言っておいてね。
それとさっき言ったことを必ず守るように!」


その後がいろいろ大変でした。
友達に連絡、事情を話すと友人宅でも夜になると
誰かが玄関のチャイムを鳴らしたり夜中にマンションのドアを誰かが叩くなど
いろいろ起こっていたと聞きました。

私の家も飼っているワンコが一晩中玄関を睨んでウーウー言っていたり、
玄関先に立つとセンサーが感知して電気がつくのですが
それが付いたり消えたり、そんなことが起こり始めて、
幽霊とかあんまり信じないお父さんが近くのお寺に相談して、
御祓いをしてもらうことになりお寺に出向きました。
「君(私を指して)……ちょっとこっち来て。お父さん、お母さんはちょっと外してもらえますか」


本堂から小さな部屋に移され、御祓いが始まるのかとドキドキしていたのですが、
待っていたのは1時間程のお説教でしたw
いやぁ怒られました……それはもう物凄く怒られました。

後日、友人達も連れてこられ同じようにお説教をされたそうです。


「時期外れにああいう場所にはいかないこと」
「道端におられるお地蔵様にむやみやたらに手を合わせてはいけない」
「そういう石碑というのは山神さまを祀る祠のことで、
女性はなるべくお祈りなどしてはならない」
「今日から1週間は夕方以降に外に出てはいけない」


お寺で全員に御祓いをして、その後家に来てもらい再び御祓い。

その後、御祓いをしてもらったから数日は平和でした。

が、最後の日は夕方から知り合いからの遊びの誘いの電話、
訪問販売、宗教の勧誘、近所の人が不意に訪ねてきたりというのが立て続けに来たりして、
深夜にはドアノブをガチャガチャといじる音がしたり、
インターホンがなったり、ドアや窓をドンドンと叩く音なども聞こえ、
怖すぎて眠れませんでした。
怖いので家族全員でリビングに布団を敷き一緒に寝ましたw
寝る前にお父さんが神棚にお参りをしていました。
あとリビングに何故かお線香をたいていました(謎

1週間目の最後の夜が空け、朝日が昇ったのをカーテンから漏れる光で確認し、
安心して私と妹でカーテンを開けて回っていると、不意にインターホンが鳴りました。
ドキッとして妹と顔を見合わせました。
終わったはずじゃ……そう思い、恐る恐るドアスコープを覗いて見ると、
そこには赤い服を着た女がこちらを覗き返していた……
のではなく、青い服に青い帽子を被った中年の男性が
「すいません。東北電力の者ですがブレーカー等の定期点検に参りました!」
と明るい声をあげ玄関先に立っていました。
妹と二人で爆笑したのは今となってはいい思い出ですww
それ以来、怪奇現象的なことは起こっていません。



後日談なのですが○○さんから母に連絡があり
「成仏させられなかったから、元の場所に戻ってもらったわ。
だからあの場所にはなるべく行かないようにね」
「また行きたくなるかもしれないけど、我慢するように」
と言われたそうです。

もちろん「その時は」もう一生あそこには行かないし、行くこともないだろうと思ってましたw
しかしその後、やはり気になりその周辺をドライブしたりしたこともありました。
が怖くてキャンプ場まではいけませんでしたw
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