宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「道教法呪(続)」

2012年01月06日 | Weblog








【太乙救苦天尊】

危難に遭遇したりした場合は、至聖至仁なる「太乙救苦天尊」の尊号を念じれば、
凶を吉と変じ、救助が与えられる。
常に太乙救苦天尊を念じ、善功円満なれば、
太乙救苦天尊はその者を昇仙に導かれる。




【自解憂愁法】

師のように窺視されたり、耳鳴りがしたり、
心臓の動悸が高まったり、顔に熱感を感じたりした時は、
陰憂があるので、やがて憂患事が起こるという事である。
そのような時はそれを解くために3遍黙誦す。

「司命通天眞人(しめいつうてんしんじん)
読某命以金繩 (どくむめいじきんじょう)
使某千秋無窮 (しむせんしゅうむきゅう)。」









【気脈開発テクニック補足】

高藤氏が最後に出された「神秘!チベット密教入門」の本の中に、






「太陽の光エネルギーを取り入れる気脈開発テクニック」というものがあります。

この功法の本当の名前は、「大日如来治病法」というもので、紙数の関係からか
「神秘!チベット密教入門」の中では省かれている箇所がありますので、
本日は同書の中で省かれた部分を加えて抄掲させて頂きます。

+ + +

屋外でも屋内でもよく、両足を肩幅と同じ広さに開き、画像のような姿勢で立つ。
両手を画像のように頭上に挙げる(大日如来仰天手印)。
顔を天に向けて閉目し、太陽の光=大日如来の白光として観想し、
その白光が掌に注がれ、眉間(印堂)に吸い込まれ、図のように体の中を通って
足の下まで白光が到達したら、挙げていた両手を降ろす。









再び両手を挙げて大日如来の白光を掌で受け、再び眉間(印堂)を通して
足の下まで移動させ、足の下部から光を頭頂まで上昇させる。
そこでまた両手を降ろす。








再び両手を挙げ、大日如来の白光を掌で受け、眉間(印堂)→足の下部に
至らせてから、病気や痛みのある箇所があればそこに白光を巡らせ、
特に病んでいる箇所がなければ、そこから光を再び頭頂まで上昇させる。


回数は、7回か21回繰り返し、それを1セットとして一日9回行う。



この功法を行いながら、これらの大日如来の眞言を念じるならば、効果は更に円満になる。


【大日如来法身眞言】

「ア バン ラン  ガン ケン。」


【大日如来報身眞言】

「ア ビ ラ ウン ケン。」


【金剛界大日如来眞言】

「オン バ サ ラ ダ ト バン。」



【特殊大日如来眞言】

「オン ア ソワカ。」














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