|・) 「視聴者の皆さん こんにちは
チラリズム秋元でございます。
さて 全国には約6万3千の祭りがあると言われておりますが、
有名な 灘の秋季例大祭として
互いが激しく 神輿をぶつけ合わせる 喧嘩祭りがございまして」
|・) 「本日は 何と
宮地神仙道の神輿と 大本信徒連合会の神輿を 互いにぶつけ合いまして
両者の闘魂を 神々に奉納しつつ
どちらが勝つかを競うものであります。」
|・) 「喧嘩祭りは
神輿を激しく ぶつけ合うほど 神意にかなう 勇壮な神事であるとされておりまして
既に 両陣営の神輿が スタンバイをしていまして
興奮と緊張感が 会場全体に充満しております。」
|・) 「崖っぷちの 大本信徒連合会でありますが
本日の勝負、
軍資金や 選手集めといった面で 大本信徒連合会が 有利であると言えましょうか。
人間の信仰心と 金欲の交錯する戦場で
さあ 神々は どちらの陣営に微笑まれるのか。」
|・) 「しかし このような 過激な男祭りの中でも
やはり 女性による 癒しの甘いオアシスが 存在するのであります。
本日は 愛善苑の女王 武田あかねが
特設屋台で クレープを焼いております。」
(武 田 茜)
ζ~( `m´)~ζ「…チョコバナナ・いちごクリーム・あずきクリームの 3種でーす☆」
| 屋台 |
|・) 「実況アナウンサーは 既に
クレープの全種類を 制覇しております。
腹が減っては 戦が出来ぬ、
お腹のすかれた方は 食券を持って 屋台の方に 直行して頂きたい!」
|・) 「さて 本日の けんか祭りでありますが
一般の けんか祭りとは 少しルールが異なりまして、
神輿の上に 1人が乗り、
その神輿が担がれて 神輿同士が ぶつかり合い、
先に 神輿に乗った人が落ちたら 負け、
そのような 過酷なルールによって 行われます。」
|・) 「さあ いよいよ 神輿の入場であります。
まずは 大本信徒連合会サイドーーーーーーーー!!」
(出口孝樹)
|*:.。.:**:.。.:*( `m´)*:.。.:**:.。.:* |
( `m´)つ( `m´)つ( `m´)つ( `m´)つ( `m´)つ
|・) 「さあ
まずは 連合会の神輿が 入ってまいりました。
大本信徒達が 担いでおります 神輿の上には
大本教主補
綾部の フランケンシュタイン、出口孝樹が またがっております。
さあ 神輿は 正面に回りました。」
|・) 「続いて 宮地神仙道サイドの 神輿の入場であります!!!」
|*:.。.:**:.。.:*( `m´) *:.。.:**:.。.:* |
( `m´)つ( `m´)つ( `m´)つ( `m´)つ( `m´)つ
|・) 「宮地神仙道の神輿の上には
川中部屋の キヨシお兄ちゃんが またがっており、
川中部屋の お兄ちゃんズが 神輿を担いでおりまして
既に 両神輿が対峙し
もみ合いと言った様相を 呈しております。
さあ ここで 号砲が鳴りました!!!」
(出口孝樹)
( `m´)つ ⊂(`m´ )
|・) 「おーーーーーーーーーっと!
両選手 神輿の上で立ち上がり
さながら 騎馬戦のような 激しい取っ組み合いになっております。
さあ どちらの選手が先に転落し そしてどちらが勝利を得るのか」
|・) 「さあ この戦いは
パワーだけの勝負ではなく 頭脳戦でもありますが
おっと 宮地神仙道の神輿が 方向を変えつつ
連合会の神輿の 背後に回り込もうとしております。
考えた作戦でありましょうか。」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ 「…まあ いちごクレープ 美味しいわね♪
アタシ これが6枚目なの♪」
(出口孝樹)
( `m´) ブーーーーーーーーーッ
(出口孝樹)
( `m´)つ( `m´)!
|・) 「宮地神仙道の神輿が 背後に回り込み
出口教主補が 一瞬の虚を突かれた所で
川中部屋のお兄ちゃん 背後より一気に タイガー・スープレックス!
出口教主補の姿が 神輿から見えなくなったーーーーーーーーーーーーー!!」
(出口孝樹)
( `m´)つ …!
──────────
地面
|・) 「出口教主補が
敗れた形で 不本意にも 大地の母の体に触れさせられている。
そして 宮地神仙道の 神輿が
勝利の喜びに揺すられている!!
宮地神仙道の勝利ーーーーーーーーーーーー!!」
(出口孝樹)
( `m´) 「…いちごのような 愛しいE子さん
どうして こんなタイミングで 勝負に出て来てしまったんだ!」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζつ 「…もみじちゃんは クレープのように
吉田神道に 包まれればいいの♪」
|・)
|・) 「おっと
住吉大社の 女装巫女が
わたくしを強引に 吉田神道で包みあげようとしている所で
それでは 熱狂のストリート 喧嘩祭り会場より 失礼いたします。
皆さん 御機嫌よう!!」
|ミ サッ!