宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

多言語学習を始めて良かったこと

2010年11月01日 | しつこく多言語
↑メジャー言語いくつかをかじっているだけなので、「多言語学習」という字面は大げさに見えるのですが^^;とりあえず。

NHKラジオ『まいにちドイツ語』、とにかく毎朝聴いています。
「基礎のきそ」と銘打たれているだけあって、これまた、1から始める人には、とてもいい内容だなぁと思います。
テキスト11月号の講師ごあいさつに「私はドイツ語が大好きです。」とあって、ほほえましい^^ 先生のそういう言語に対する愛情って、生徒によく伝わるんですよね。

が、私にとって、まだまだ最初の関門を突破したとは言いがたい。
原則としてローマ字を読むように読むというけれど、そうやって読んでも、お手本のドイツ語らしい響きとは、なんか違う気がして、もどかしい。
綴りと発音の関係が頭に入っていないせいか、音声なしでは、まだテキストを読むことすらできないし・・・

で、表題なんですけど、ドイツ語の今の状態に比べると、ロシア語は、たった半年前に始めたにもかかわらず、なんと進歩しているんだろう! と、低レベルであっても、嬉しくなることができます。
(そもそも、発音に関して言えば、ロシア語のほうが、日本語っぽい音でOKな場合が多いような気がする。)
キリル文字に慣れてきたので、音声なしでも、テキストを読んでみるということができるし。
まぁ、例外的な発音だったり、アクセントが違っていたりというのはあるんですが・・・
ともあれ、わけ分からなくても、キリル文字の文章を音読してみたくなる今日この頃。小さいこどもが大声で絵本を読みあげてるのと同じ段階なのかな~。

ほかに、個人的に良かったこととして、英語を自発的に言ったり書いたりしてみたくなったということがあります。
私の英語といえば、典型的(?)旧日本人方式。
しかもナマケモノのくせに年月とともにプライドだけは肥大している。
大人になってから、リスニングと読解はそれなりにがんばったのですが、「書く」「話す」といった発信回路が、どうにも動かない感があって、英語コンプレックスに陥ったままでいたのでした。
ところが、ロシア語を始めてみると、習いたてのロシア語で、とにかく自分に合ったことを言ってみたくてたまらない。
当然ながら、ロシア語で言えることはまだほとんどないのに、これが、英語だと、あれもこれも言えるではないの!
まぁ、もちろん、つたない英文なんですけど、英語で言い表せるだけで嬉しい。
ロシア語にボタンを押されて、外国語全般での発信回路が作動し始めたというか。
自然と英語日記を書き始めたり、日常生活でも「これは英語でなんと言えばいいのかな?」という頭が働くようになったりして、これは、意外な収穫でした。

(もっとも、かつて英語とフランス語を同時にやっていた頃は、そういう効果はなかった。逆に双方足を引っ張り合っていたような・・・学生時代からの成績意識が抜けて、ロシア語はまったく純粋なお楽しみとして始めたのがよかったのかも)

ほかにも良かったことや、良くないことも、いろいろあるのですが、ひとまずこれにて。