早くも3月。
今週の大きなできごとは、ついにエアウィーヴのマットレスパッドと枕が我が家に届いたことだ!
以前泊まったホテルのベッドがエアウィーヴを導入していて、寝心地がよかったことも決めてのひとつ。注文するまで時間がかかったが。
届いてさっそく敷いて寝てみると、なんだかしみじみにこにこ嬉しい。
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テレビ
『プロフェッショナル 仕事の流儀』「平凡な日常は、油断ならない~歌人・俵万智~」
「言葉から、言葉紡がず」というフレーズ、なんだか分かる気がする。
言葉になっていない心の動きや瞬間を言葉で表せることが喜びなのだなー。
子育てが一段落したら、ご両親の介護かぁとか…とため息が出たり、持病の薬を飲んでおられるところにどきっとしたりするが、番組でも言っていたけど、俵さんなら、老いのあれこれも創作の糧にしていくのだろう。
短歌は「魔法の杖」ということだが、老いに必要なのはまさにこういう「杖」だなー、などと、ふと。
ゲスな感想だが、俵万智さんの髪の美しさつややかさにびっくり。
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本
短歌で思い出して、穂村弘さん選の雑誌『ダ・ヴィンチ』連載『短歌ください』続編は文庫になってないのかしらと検索して「明日でイエスは2010才篇」(角川文庫)を購入。なんとなく単行本ではすぐには買えず、図書館に入るのを待っている…がなかなか入らないなぁー。文庫で続けて出してほしいー
と、思って今日図書館に行ったら、穂村さんのデビュー作『シンジケート』の新装版が。2021年の発行だからずいぶん遅いけど、とにかく借りた。
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コミックエッセイ
『理想の父にはなれないけれど』(じゃんぽ~る西 KADOKAWA)
タイトルからすると自分にはまったく関係ない本のようだけど、父としてどうこうというよりも、子どもたちの日常のささいなあれこれと、それを観察する西さんの視点がすごくおもしろい。
泣き叫ぶ前の「タメ」とか、騒いだ後、憑き物が落ちたようによい子になってるところとか、抱っこしたときに後ろから見た子どものほっぺの形とか。
子どもの成長過程はどれもこれもかけがえのない瞬間だけど、こうしてすくいとってもらわなかったら、部外者(私)が一緒に楽しむことはできなかったし、また当事者にしても、忙しさに紛れて忘れてしまうようなことかもしれない。
そこが、結構、短歌で日常を切り取るやり方と共通していて、私は好きなんじゃないかと思った。
面白かったので、じゃんぽ~る西さんのもう1冊『おとうさん、いっしょに遊ぼ』も買ってしまったよ。
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私も、散文ではあるけど、ささやかな日常の中の宝石のようなあれこれを書き表したいーという意味をブログタイトルには込めていたのだが…
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そうそう、3月1日は矢野顕子&野口聡一による『君に会いたいんだ、とても』が配信開始!
宇宙にそんなに興味のない私としては、そこまで楽しみというわけでもなかったのだけど、大体こんな感じだろうという私の思い込みは、良い方向におおいに裏切られた。知ってはいたけどあらためて矢野さんはすごい人だ!
ピアノ演奏のいろんなヴァリエーションが聴けるのもいいな。
まだ聴き始めたばかりなので、感想はまた。