宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

ブレイク・ラグ

2019年01月10日 | 日常の記録
今更ですが、『大家さんと僕』(矢部太郎 新潮社)おもしろかった~買ってよかった~。
評判になっていたのは知っていたけど、きっかけがなかったのだった。
昨年末発売の中野翠さんのコラム集『ズレてる、私!? 平成最終通信』を読んでいたら「声を大にしていいたい。」「必見、必読です。」とあって、「あっやっぱり買おう」と購入に至った次第。

中野翠さんのコラム集は近年さらっと読むだけだったのだけど、今回はわりとじっくり楽しく読んで、やっぱり好きだなと思った。うーん違うんじゃないかなぁとか頷けない感想とかもあるんだけれど、それも含めて。
本の感想については、検索して読んだamazonのレビューの最初の2つのどちらにもうんうん分かると思った。
私の場合、近年、昔の感性とかキレ味の良さとかがなくなってしまったように感じて寂しかったのだけれど、自分も歳を取ってきて、逆に、今の中野さんの感じ方とか世間とのつきあい方に「ああこういうふうになるのかー」と興味関心が深まってきたのかな、と。

世間でのブレイクと、自分の中でのブレイクとのズレということで、ちょっと書いておきたかったのが、俳優・田中圭さんだ。
去年の『おっさんずラブ』で大ブレイクということのようだけれど、私の中では「えっ今まではブレイクしていなかったの?」と不思議な気持ちに。
私が認識したのはNHK朝の連続テレビ小説『おひさま』における主人公の兄役で、朝ドラ出演といえば、十分にブレイクしていると言っていいのでは?
まぁエリート大学生の役で、あまり合っているとはいえなかったけれど。
高良健吾、柄本時生といった俳優さんたちもたぶんこの朝ドラで一般知名度が上がったはず。
なので2013年の「テレビでロシア語」(小林麻耶さんが出演していたシリーズ)のロシア人出演者ミーシャさんについて「田中圭をロシアっぽく美化した感じ?」などと、このブログで書いていたのだった。
当然、みんな知っているものと思って・・・
なぜかジャニーズ事務所所属とつい最近まで思い込んでもいたのだった...

ブレイク俳優といえば高橋一生さんのブレイクはおととしくらいということになっているのでしょうか。
後から見たらおもしろいかなと思って1996年発行の雑誌『an・an』「好きな男」特集の号が取ってあったのだが、ふとページをめくってみると、なんと高橋一生さんが載っている。
「誰よりも先にチェック!8人のスター候補のプロフィール」の一人として。
「親しみやすい笑顔が母性本能をくすぐって・・・。15歳にして8年の俳優歴をもつ実力派。」とのこと。
・・・なんという先物買い・・・(今から思えばということだけど)
「映画『友子の場合』の撮影の真っ最中。共演者はともさかりえさんをはじめ、ほとんどが同世代。」とあって、この映画、私なぜか映画館で観ているけど全然記憶ないなー。

「ブレイク・ラグ」(time lag、jet lagからの連想なのだけど、通じるのだろうか)かということで思い出したことを書いてみた。

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