宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

個人的なつかし本再読

2011年01月15日 | とぼとぼフランス語
続くか分からないけれどフランス語学習で新しいカテゴリーをつくってみた。
(アクサンなど記号付きの文字は、文字化けしてしまうようなので、とりあえず外しました・・・うーん、困ったなぁ・・・)

写りが良くなくて悲しいのですが
写真の本は
(左)La gloire de mon pere (Marcel Pagnol)
(右)Mina Tannenbaum (Martine Dugowson)

La gloire de mon pere は『マルセルの夏』というタイトルで映画にもなっている。
(ネットで見たら公開は1990年だそうだ)
知らない単語があまりにも多くて、長らく挫折していたのだが、昨年、辞書を引くのは最小限にして、とにかく、最後まで進んでみた。
この本に関しては、それで良かったのだと思う(ことにしておく)。
文章自体は難しくないし、こんなにも分からない単語だらけなのにもかかわらず、かなり楽しく読めたので。
主人公(作者の子供時代)の気持ちとか、まわりの人々の描写が、生き生きと感じられて、これって、やっぱり作者の技量ということなのだろうなぁと思う。
分からない部分というのは、たぶん、鳥、獣、草木の名前、プロヴァンス地方独特の言葉、あと宗教関係、か?
たぶん翻訳本で読んだとしても、そういう部分はすっとばしていたと思うから、ま、いいかということで、読了本に加えることに。

Mina Tannenbaum は、『ミナ』というタイトルで公開された映画(1994年)のシナリオ本。
自分の青春時代とも重なって(?)いろいろセンチメンタルになってしまった・・・
こちらは、単語をなるだけ調べて読んでみた。
以下、覚え書き少々。

よく出てきた印象がある単語
excede(e) いらだった、うんざりした
grimacer un sourire 無理にほほえんでみせる。
・・・ある意味、この映画の雰囲気を象徴する単語かも。

映画の用語
ralenti スローモーション
fondu enchaine オーバーラップ
fondu とは、いわゆるフェード・イン、フェード・アウトのフェードのこと

辞典で調べなかったらいつまでもいいかげんにしていたと思う慣用句
faire les cent pas (同じ場所を)行ったり来たりする

懐かしい単語
une pellicule フィルム(映画のフィルムということもあるけど、ここではカメラの)
90年代は、まだデジカメではなくて、フィルムのカメラを使っていたんだよねー。
だからこれは、たぶん必要に応じて現地で覚えた単語だったような気がする。でもすっかり忘れていた。

余談だけど、『まいにちドイツ語』を聴いていてはじめて、ミナの名字 Tannenbaum は、あのクリスマスの樅の木を意味しているのだということを知った。そういえば『ロイヤル・タネンバウム』という変わった一家のことを描いた映画もあったような。何か含むところがある名字なのかな?

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