宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

名前の不思議2/似ている単語

2010年10月27日 | にわかロシア語
○名前の不思議2

ロシア人のフルネームは、名前、父称、名字の3つの部分から成っているということに関して、前にも書いたのですが、『まいにちロシア語』本放送でも、ちょっとつっこんでお話されていたのですね。
(前の項を書いたときはCDのみ聴いていて、そちらにはお話はなかった)

「お父さんが日本人でたとえば『ひろし』だったら、こどもの父称は『ヒロシーェヴィッチ』になるんですかね~」
とおっしゃっていて笑ってしまいました。

また、たとえば英語の名前で Joseph というお父さんの場合だと、語源的には Иван (イヴァン)と同じだから、こどもの父称は Иванович(イヴァーナヴィち)にしてしまう場合もある、ということでした。
なるほど。
ここでも「お父さんと名前の形が違っていたら、こどもが不審に思うんじゃないか」というような(うろ覚えで言い回しが違いますが)柳町先生のツッコミ(?)がありました。
うんうん、やっぱり私だけじゃなくて、日本人にはいろいろ疑問がわく慣習だよなー。

○似ている単語

テレビを観ていて「あの人とこの人は似ている」という発見をすると、なぜか無性に嬉しくなります。
最近の芸能人には疎くなってしまったので、収穫がなく寂しいのですが・・・
その代わり(?)これまでの学習で覚えた数少ないロシア語単語の中に「似ている!」を発見して、嬉しくなっておりました。
それは、

яйцо (イイツォー:卵)
лицо (リツォー:顔)
кольцо (カリツォー:指輪)

どれも語尾が「ツォー」で終わっているという点で似ている。
そして、この言葉が表すものはどれも「丸い」。
日本語の「たまご」と「かお」は、言葉としては全然似てないけど、それは、日本では「卵形の顔」は多数派ではなかったからだろうか・・・
(「卵」の言葉の元となっている対象は当然「鶏卵」なのですよね。イクラやキャビアではあるまい・・・)

「逆引き辞典」って使ったことがないのですが、英語の場合、こんな一見ばらばらな基本単語の中に共通項があるという例は、思い当たらないような・・・?

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