

藤堂「透明さん
あなたは、能力を持っているのに、

学問を主体に占いをされているんですか

それじゃ~、何のために能力を持っているのか
わからないじゃないですか
」
わからないじゃないですか


透明「えっ、えっ
」


うっ
・・・藤堂さんの言っている意味がわからん




透明「う~ん・・・藤堂さんは、能力を主体に
すべきだと
」
すべきだと

藤堂「当然でしょう 

私達、霊能師の仕事は皆が見えないモノを視て
伝えること

先祖や守護霊、その他の霊との対話・メッセージを
伝えることこそ、人を導く知恵となりえる

それに、学問では視えないものをとらえることこそ、
多くの人が救われる近道になりえると想わないか
」

透明「う~ん・・・
」

やっぱり、藤堂さんの言っている意味がわからん・・・

う~ん・・・あまり口論はしたくないのだが

透明「藤堂さん
もし、失礼になったらごめんなさい


ひとつ、聞いてもいいですか
」

藤堂「もちろん
それに、これは大切な意見の交換だから、

本心で語り合いましょう
」

透明「それじゃ~、お言葉に甘えて・・・

藤堂さんの仰っていることは、わかるのですが

ご先祖様や守護霊様、その他の関わりのある霊からの
メッセージを伝えることが霊能師の仕事だと
メッセージを伝えることが霊能師の仕事だと
言いたいのですよね
」

藤堂「そうだよ
」

透明「私は、霊能師というお仕事を否定するワケでも
ありませんし
逆に尊敬してるくらいなのですが
」



藤堂「気を使わなくていいよ
」

透明「たははっ
・・・では、単刀直入にお聞きします


そのメッセージは、必ず全て正しいのでしょうか
」

藤堂「なっ
」

透明「もちろん、ご先祖様や守護霊様を疑うワケじゃありません

しかし、ご先祖様や守護霊様、その他の霊達も元は人間です

確かに、先を読む力や視えないものを視ることはできると
想いますが、果たして、その答えやメッセージが
必ずしも、現代を生きるその方にとって、完璧に正しい
答えなのでしょうか
」
答えなのでしょうか

藤堂「な、何を言っているんだ
」


透明「人には感情があるように、霊にも感情はある

もちろん、その方を心配されて出てきたメッセージ
なのかもしれませんが、果たしてそこには、
一切の間違いは無いのでしょうか

先ほど、藤堂さんは私が能力を主体にしないことに
疑問をもたれていましたが、私は、能力を主体に
したばかりに、今を生きる人の気持ちを見過ごして
しまったことがあるんです
したばかりに、今を生きる人の気持ちを見過ごして
しまったことがあるんです

その時から、私は能力にすがるのではなく、
亡くなった方の言葉よりも必死に今を生きている人の
気持ちを優先させることにしたんです
気持ちを優先させることにしたんです

亡くなった方の言葉やメッセージも大切なことは
わかっています

しかし、その言葉を聞いたことで、悲しい想いを
される方や重い荷を背負う方もいらっしゃいます

では、その言葉はその方にとって、正しい答えなのでしょうか?
そして、それをジャッジするのは、一体誰なのでしょうか
」

藤堂「うっ
」


透明「私が霊能師ではなく占い師になったのは、
人が好きだからです

私は、人の視えない世界よりも、人が見える世界の中で
一緒に考え、悩み、努力し、幸せを掴んでもらいたい
一緒に考え、悩み、努力し、幸せを掴んでもらいたい

もちろん、その中で能力を使わなければならない
こともありますが、それでも、その力によって
導き出された答えが、今のその人にとって正しい答えに
なるかどうかをジャッジする必要がある

だからこそ、私は先人の知恵を学び続けてきました

能力は、全ての答えではありません

全ての答えは、生きている人の中にあると
私は想っています

あっ
ご、ごめんなさい




私なんかよりも、先輩の藤堂さんに、偉そうなこと
言ってしまいすみません
」


藤堂「・・・・・・・・
」

あちゃ~っ
怒らせちゃったかな~ 


続く ・・・。







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