

「ドタドタドタドタ
」

円「こうせ~~~~~い
また、あんたでしょ~~~う
」

また、あんたでしょ~~~う


相変わらず、康誠は円がお気に入りのようで、
連日、円にちょっかいをかけていた

円「ちょっと、透明
康誠は
」


透明「さっき、先生と外に出て行ったけど
」

円「まったく
いつまでもガキなんだから
」


透明「くすっ
」

円も、まんざらじゃないのかも

この頃から、円の康誠に対する態度も
明らかに他のキョウダイとは違ってきていた

円「そう言えば、最近、康誠と先生よく出かけるね



何かあったの
」

透明「ナニナニ
康誠が気になるのか
」



円「ちょ、ちょっと
何言っているのよ




私は、アイツに仕返しするチャンスが中々ないから
聞いてるだけよ
」

透明「くすっ
なるほどね~ぇ


でも、確かに最近多いよな~



どこに行ってるんだろう
」

円「ねえ、今度つけてみない
」

透明「えっ
」


円「だって、気になるじゃない
」

透明「で、でも
」


円「四の五の言わないで付き合いなさいよ
」


そんなこんなで、円に押し切られた私は、
後日、先生と康誠の後をつけることに・・・

円「透明
なんだか、ドキドキするね
」



透明「まったく
俺は、先生や康誠に怒られるんじゃ

ないかの方がドキドキするよ
」

気配を消し、距離をとり、なるべく身を隠しながら
後をつけて行く・・・。
一瞬、先生が後ろを振り返った気がしたが

気にせず探偵ごっこを続ける・・・







しばらくして、先生と康誠はとあるビルの中へ

エレベーターに乗った二人の降りる階を確認し、
5階まで階段を上る・・・

透明「整体
」

円「整体って、あの整体だよね



でも、整体なら先生でも出来るんじゃないの
」

扉の中が見えない私達は、集中して能力を使い
中を視ようとする

「ポカッ
ポカッ
」


円「あうっ
」


透明「あたっ
」


恐る恐る振り返る視線の先には、ニコニコしながら
二人を見下ろす師匠が・・・

師匠「お前らなぁ~
」

透明「ご、ごめんなさい
」


円「ごめんなさ~~~い
」


師匠「後をつけるなら、もっと気配を無にしなくちゃ
ダメじゃないか~~~っ
」
ダメじゃないか~~~っ


透明&円「そこか~~~~い 

」



師匠「あはははははっ
しかし、お前達も

暇だなぁ~
」

透明「い、いやっ
す、すみません
」


円「あれっ
康誠は
」



師匠「はぁは~ん
円は康誠が心配なのか~
」



円「な、なにいってるんですか~



わたしは、べ、別に
」

師匠「あはははははっ
」

透明「でも、本当に康誠は
」

師匠「ああ
今、整体をしてもらっているんだ
」


円「えっ
でも、整体なら先生でも・・・。」

師匠「まあ、普通の整体ならな
」

透明「
」

師匠「ここの先生は、特殊な観似手の持ち主なんだ
」

円「それって、私達と同じ・・・。」
師匠「まあ、そう言うこと
」

透明「・・・・康誠、どこか悪いんですか
」

円「
」

師匠は、私達の頭をポンと叩く

師匠「心配いらんよ

まぁ~なんだ
要するに思春期に起こる
男性の成長というヤツだ
なぁ
透明
」

男性の成長というヤツだ



透明「なんだか、意味深なこと言わないでください
」


円「
・・・なに
なになに
どういうこと
」







師匠「ネンネの円にはまだ早いから、知らなくていいぞ
」

透明「また、変なことを
」


円「何よ~っ
私だけ分からないのズルイ~~~~ッ





透明
教えなさいよ~っ
」



透明「ええ~~~~っ
お、俺も、よくわかってないよ~
」




師匠「まあ、とにかく帰ろうか
」


こんな感じで、何かはぐらかされた様な私達は、
当然、この後道場でこってりしぼられることに・・・

それでも、師匠のいつもの笑顔が私達を安心させ、
それ以上のことは、何も聞くことはなかった・・・。
続く ・・・。







https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所
ポチッとよろしくお願いします

