かんじて・・・。 ・10
試合は、シードも含め8のブロックに
分かれており、初日で各ブロックの勝者が決まる
次の日には、各ブロックを勝ち上がってきた
者達で優勝を争うことになるのだが・・・。
観似手を持つ私達にとって、警戒すべき相手は
キョウダイ以外にはおらず・・・。
キョウダイ以外にはおらず・・・。
あっさり初日は、ベスト8に全員が入っていた・・・
師匠「お疲れまずまずってところか」
透明「はぁ~疲れた~」
康誠「あ~っ明日の組み合わせが気になる~」
昴「腹減った・・・」
陣「お、おれ、何度かやばかった」
美莉「陣は、落ち着きがないんだよ」
流奈「本当見てるこっちがヒヤヒヤしたじゃない」
瑠璃「みんな~お疲れ~っ」
円「暇だった~~~~っこれなら試合出た方が
マシだったよ~っ」
怜「康誠・・・調子悪くならなかった・・・ちぇっ」
康誠「れ、怜何だか呪いでもかけられそうだから
止めてくれる」
怜「ああっそっか・・・・・かければよかった」
康誠「」
師匠「まあまあ、とにかく今日は飯でも食って帰ろう
明日の組み合わせは、そこで話すからな」
次の日・・・。
何故か、浮かない顔の陣と昴・・・。
昴「何で、一回戦から陣とやるんだよ」
陣「そんなこと、俺に言われても
でも、負けない」
昴「・・・俺も、負けないからな」
美莉「はぁ~」
流奈「美莉一回戦突破したら、美莉と対戦だけど、
手は抜かないからね」
美莉「いやだよ~っ流奈に勝てたことないもん」
透明「俺と康誠は、一番端通しだから、ヤルとしたら
決勝だね」
決勝だね」
康誠「・・・・・そ、そうだね・・・。」
透明「康誠お前、今日は調子悪いんじゃ・・・」
康誠「あっいやいや大丈夫」
怜「・・・・・・。」
円「怜あんた本当に康誠に何かしてないでしょうね」
怜「今日、したところで私はでられないよ・・・」
円「あっそっか」
瑠璃「円は、本当に康誠のことになると必死だね」
円「な、何言ってるのよ」
透明「ほほ~う」
円「な、なによ~っ」
康誠「円 」
円「」
康誠「今日、試合終わったら話があるんだけど」
円「えっえっ・・・は、はい ・・・」
all「うお~~~~~っきた~~~~~っ 」
師匠「お、おほんえ~っと、お取り込み中
申し訳ないのだが・・・
そろそろ、試合会場入っていいかな」
康誠「あっ」
円「は、はい」
師匠「それじゃ~今日も一日、がんばろ~~~う」
all「おお~~~~~う」
いよいよ、試合が始まる
一回戦では、陣と昴が壮絶な闘いを見せ会場を沸かせた
結局、勝者は昴となった・・・。
その他のキョウダイは順当に勝ち上がり、
準々決勝にて、美莉と流奈が激突
ここでも、会場はヒートアップ
気負ってしまった流奈がミスをし、美莉が勝ち上がる
そして、いよいよ準決勝
康誠と美莉は、なんなく決勝へ・・・。
しかし、私の相手は・・・
昴「透明手を抜くなよ」
透明「って言うか、お前、陣とやってボロボロじゃん」
昴「関係ない」
透明「・・・・・わかった・・・」
主審「始め」
試合が始まる
しかし、やはり陣との試合が影響しているのか
昴の動きが悪い
一合・二合打ち合ったか
突然、昴が構えを解く・・・。
透明「」
昴「ふ~ぅダメだ参った
勝てる気がしない」
私も、構えを解く・・・。
透明「仕方ないよ陣との試合後だからね」
昴「はぁ~っ・・・くじ運も実力の内か・・・。」
結局、昴の戦意喪失により、私も決勝の舞台へ
駒を進めることになる・・・。
決勝は、インターバルを挟み午後からの予定だ
昼ご飯を軽くとり、身体を極力休めておく・・・。
昼ご飯を軽くとり、身体を極力休めておく・・・。
師匠「透明」
透明「は、はい」
師匠「決勝は、不戦勝になると思うから、そんなに
気を張る必要はないぞ」
気を張る必要はないぞ」
透明「えっ」
一瞬、耳を疑う言葉に戸惑いながらも、
私は同時に、康誠の身を案じていた ・・・・。
私は同時に、康誠の身を案じていた ・・・・。
続く ・・・。
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