占い師の日記

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かんじて・・・。・鑑定88ー6

2014年12月13日 08時00分00秒 | 鑑定81-鑑定88
かんじて・・・。  




透明「藤堂さんは、観似手を欲しているのですか

藤堂「私は・・・できれば、欲しいと思っています

透明「そうですか・・・でも・・・。」

藤堂「・・・先ほどお聞きしたように、五感の1つを失う可能性

    あるとしても、その覚悟はできているつもりです

透明「そんな覚悟なんて 

藤堂「


珍しく声を荒立てる透明先生


透明「あっ ご、ごめんなさい

   ・・・・・・・・・・・・・。

   藤堂さんのお気持ちを挫くワケではありませんが、

   1つだけ、わたしの話を聞いてくれますか

藤堂「えっは、はい

透明「これは、私が中学生の時の話です

   私達キョウダイは小学生の頃から、

   師匠の元自分の能力をコントロールする為に

    必死で修行していました



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~



透明「せ、先生・・・もう、ダメ・・・。」

師匠「おいおいそんなんじゃ、自分に呑まれちゃうぞ

 円「で、でも~っ

師匠「泣き言は、後々続けろ~っ

 陣「ひぇ~っ

 昴「ううっ・・・

美莉「む~っがむばる~~~っ

 怜「・・・・・・

流奈「くっ

瑠璃「も、もう、無理~っ

師匠「まったく情け無いなぁ~

   お前達、康誠(こうせい)を見習え


私達キョウダイは、全員で9人 

皆、自分の能力である観似手に悩まされ、

呑み込まれないように必死だった・・・。

康誠は、私よりも先に師匠の元へ弟子入りしていたが、

 歳も同じで、気さくな性格の康誠とは、ウマがあっていた

私達は、いつも一緒で、学ぶときも食事をするときも、

もちろん、いたずらするときも常に二人

師匠からは、お前達は二人で一人みたいなものだな

などと言われるくらい、違和感もなく本当の兄弟の様に

お互いを高めあう親友でありライバルでもあった・・・。

それから、3年の歳月が流れ、私達は中学生になっていた





語られることのなかった9人目のキョウダイ・・・。

次回、観似手への想いが交錯する 





                  続く ・・・。






昴と透明先生のお店 
Guardian Jewelry Access 
是非ごらんください 



https://guardian-jewelry.com/



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コメント (6)
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