観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

企業横断でジャンルをアピール

2009-08-04 08:28:13 | みんなでやろうぜ
「メディア芸術の国際的な拠点の整備に関する検討会」報告書(文化庁ホームページ)
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/media_art/01/pdf/04_doc04.pdf

海外のメディア芸術関連ミュージアム(文化庁ホームページ)
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/media_art/01/pdf/ex02_doc-ext02.pdf

こういった本来の趣旨は私はいいと思うのですが、ややインパクトが弱いというか、上品かなとも思えます。そこで参考までに、漫画・アニメ・ゲームに関して、あえて本来の趣旨とはズレるアイディアを出してみます。

特に漫画ですが、やはりハリウッドや野球の殿堂なんかを参考にすべきでしょう。過去の名作を選ぶだけでも、国民的議論とまでは行かなくても、それなりに盛り上がると思います。賞も設ければ良いのではないでしょうか。企業ごとの賞もいいのですが、企業横断で選べればそれに越したことはないわけです。現状民間では少なくとも権威ある形では出来ていないことです(この問題に限らず、日本では企業同士の連携でのジャンル開発が弱いようにも思います)(やればやったで問題はあるでしょうが)。他所の国のメディア芸術も表彰してしまえばいい。映画賞では話題になるところです。

ホームページ掲載による国民からの提案(文化庁ホームページ)
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/media_art/04/pdf/4_doc04.pdf

せっかくですから、いいものを作ってください。立地は勿論東京でいいと思います。人口が集中しているからというだけでなく、出版社(企業)・クリエーターが集中しているところに作るのが、明らかに効果的でしょう。

サブプライムローン問題(世界同時不況)の総括と今後

2009-08-04 08:04:23 | 政策関連メモ
最近の報道を見ると、サブプライムローン問題(世界同時不況)が(早くも)忘れ去られているようなので、振り返っておきます。

麻生政権解散見送りの原因ともなった世界同時不況ですが、余剰資金云々の話もありますが、アメリカのシステム(サブプライムローン)を直接のきっかけとし、サブプライムローンをたくさん買っていたヨーロッパも打撃を受け、輸出がこけた日本にも影響が大きく出たというのが概略でしょう。それを受けて、世界全体で綻びに対応した金融規制の整備をやるとともに、麻生政権も積極的に呼びかけ、景気対策で景気の底割れを防いできました。例えば日本では、効果覿面だった雇用調整助成金で失業者の増大を防ぎ、産官学連携といった地方に投資先を創るなどの種まきも行いました。余剰資金を吸収する投資先の創出をすべきだからです。これはシステムの変更を大きく伴い、政府が(国民の声なき声を聞いて)(経済界の要望を聞き)やらなければならない問題だと思います。麻生政権は安心社会実現会議(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ansin_jitugen/index.html)など、これに熱心であったように思えます。一連の国のリードは経済団体にも感謝されました。経済界は在庫調整などで、投資どころではなかったからです。しかしながら、本来は民間が経済を引っ張るということは忘れてはならないのでしょう。

ここに来て、民間が経済を引っ張る準備は出来つつあるのではないでしょうか。日本の景気を良くするには、投資先を創る(特に地方は意図的にやるべき)とともに、投資を刺激しなければなりません。要するに経済対策は、財政の観点からも低所得者にピンポイントで分配するべきで、あるいは戦略的にエコカーなど強みを強化すべきで、あるいは農業などどうしても維持しなければならない分野の効率改善を目指すべきで、民主党はそうなっていないように見えます。