観測にまつわる問題

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期待はしていなかったけれど

2009-08-13 02:33:08 | 政局・政治情勢
期待はしていなかったけれど、党首討論は私個人はもういいかなという感じです。鳩山代表が真面目に答えない以上、自民党サイドとしてはやる意味が無いです。別にやって困ることもないですが、私の少なくとも鳩山代表相手の党首討論によせる期待は消え失せたということで。

原因を考えてみるに、鳩山代表がこれは麻生首相相手の討論であるにも関わらず、国民むけの準備された選挙用の方便を繰り返していることにあるのかなと思います。例えば、財源問題は捻出できるの一点張りで、言い方を変えてみせているに過ぎません。印象としてはケツに火がついているのに余裕を見せている感じで、政策重視の立場からは見ていられるものではありません。麻生首相は、結構真面目に答えていると思いますけどね。

鳩山代表の財源に関する主張は何から何まで間違いだと思いますが、例えば、2009年8月12日21時15分 読売新聞「東日本高速会長、民主の一部無料化公約に疑義」から引用すると・・・

>高速道路の維持管理には高度なノウハウや膨大な費用がかかる

>東日本高速グループで料金収受を担当する社員約5000人についても「首を切らないといけなくなる」と述べ、無料化が雇用問題に直結することを強調した。

債務の問題、新規建設の問題だけではないということですね。財源問題に関しては、小泉首相もさすがに上手いこと言うと思うのですが、こう皮肉っています。

MSN産経ニュース(小泉元首相 「民主党の手品が見たい」 財源問題で批判)
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090812/elc0908122204032-n1.htm

>国債発行を減らし、増税もしない。どんな手品を使うのか

>民主党に政権をとってもらいたいという気がしないでもない。民主党の手品がみたい

私は民主党に政権を取ってもらいたいとは全然思いませんけど。