観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

海外メディアの不勉強(?)な記事

2009-08-31 13:10:20 | メディア
MSN産経ニュース(世界は衆院選に無関心 自民の敗因はアニメCM)
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090831/fnc0908310911001-n2.htm

この記事2009.8.31 09:04に投稿されているのが意味不明ですね。衆院選前に一度投稿されたきじなのですが。最近、こういうのをちらほら見かける。

>首相は国立メディア芸術総合センターの建設が景気浮揚に寄与すると支持。

海外の同種の施設は経済効果もあるということです。

>政府は、アニメの少女キャラクターを世界に発信することが日本への関心を高めると考えた。

民主党のプロパガンダでもここまで酷くない。勉強してください。

>民主党が自民党よりもよいかどうかは誰も分からない。しかし、景気が落ち込むなか、アニメCMにうつつを抜かす党よりはずっとましかもしれない。

ポッポ次期総理の有名な昔のアニメのオープニングムービー知らないんですね。今でもホームページのアーカイブで見られますよ。例えばvol20。宇宙人キャラで有名ですしね。大体、広報がアニメCMつくったぐらいで、何か問題が?漫画好きの国民性だということではないでしょうか。後、民主党のマニフェストは超バラ撒きで借金もせず、手品だと揶揄されている代物です。参考までに。

世界は日本の衆院選に無関心(ブルームバーグ:英)だというのも、最近の報道を見ると、そうでもないようで。

asahi.com 政治 8月31日11時17分 英BBC「オバマ現象に匹敵」 日本の政権交代に関心
http://www.asahi.com/international/update/0831/TKY200908310156.html?ref=rss

>英国のメディアは、選挙区をルポするなど運動期間中から日本の政権交代に高い関心を寄せ、民主党の圧勝もトップ級で報じた。

イギリスは同じ議院内閣制ということからか、とても気にしていただいているようです。お節介だと思うのですが。といいますか、特に民主党は小沢氏・菅氏がイギリスと繋がりが深いようなので、マッチポンプ疑惑がありますね。

>民主党の経験不足にも言及。「課題は、新政権が有権者に約束したような『変化』を本当に実現できるかだ」と注文を付けた。

しつこいようですが、マニフェストを出した段階で、自民党サイドからですが、手品だと言われているようです。有権者の意志もはっきりしません。

>「今回の選挙で重要なことは、有権者がついに不満を反映して政権交代を選んだこと」英タイムズ紙(電子版)

参考までに事実を書いておくと、自民党は不満を反映して、一度下野しています。

御手洗会長?

2009-08-31 12:37:42 | 政局・政治情勢
MSN産経ニュース(【09衆院選】「自民にも建設的役割を」御手洗日本経団連会長)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090831/biz0908311201003-n1.htm

>民主圧勝、自民惨敗の衆院選について、日本経団連の御手洗冨士夫会長は31日午前、記者団に対し「戦後の憲政史上で本格的な政権交代が可能であるという時代に入った意味で歴史的。自民党にも活力ある社会作りに建設的な役割を果たしてもらいたい」と述べた。

政権交代が民意だということに異論がある人は少ないと思います。こうなった以上、大連立は有り得ないでしょう。建設的な役割というのが、何を指すのか定かではありません。自民党は野党になったということなのであって、野党の仕事をするべきだというのが、筋論だと思います。

また、自民党・公明党は参議院で少数派なので、法案を引っくり返す力もありません。つまり、前回の参院選後の小沢戦術の如きはやりたくても不可能です。何でも反対とかもしないでしょう。政策的に良いものは反対する必要もありません。悪いと思えば、当然批判するのが仕事です。故人献金などのスキャンダルの追及は致し方ありません。あからさまな疑惑ですから、追及せざるをえません。鳩山代表は、あるはずの資料を出すべきなんです。

日本経済は持ち直しの動き

2009-08-31 09:23:17 | 注目情報
MSN産経ニュース(7月の鉱工業生産指数 前月比1・9%上昇 5カ月連続のプラス)
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090831/fnc0908310909000-n1.htm

>経済産業省が31日発表した7月の鉱工業生産指数速報(2005年=100、季節調整済み)は前月比1・9%上昇し、5カ月連続のプラスとなった。基調判断は「持ち直しの動き」で据え置いた。

これ、投票前に出てれば、少しは違ったかもです。失業率悪化は投票前に出るのだから、運が悪いのか、嫌がらせなのか。大体が、失業率悪化は、労働者保護色強い民主党政権成立前の駆け込み首切りなんじゃないのという感じです。

求められる経済論戦

2009-08-31 07:38:50 | みんなでやろうぜ
私は次期自民党総裁選において、経済論戦が活発になってほしいと思っています。少子高齢化と共に重要テーマと言えるでしょう。その中でも、デフレの話は避けて通れません(以前恐慌にはならないということで、少し取り上げました)。

MSN産経ニュース(【日曜経済講座】編集委員・田村秀男 総選挙後の政策目標)
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090830/fnc0908300913000-n1.htm

デフレが病かどうかは、ここでは置いておきます。病であるならば、自民党は有効な対策を打てなかった(失政だ)ということになり、反省して方針転換しなければなりません。具体策も必要となります。超党派に関して言えば、政権交代がテーマとなり、民主党が圧勝した以上、そういう機運は少なくとも今、ないと思います。

>現代経済学の巨頭、J・M・ケインズ卿が強調してやまなかったのは「失業の主たる原因は、物価下落の予想である」という、極めてシンプルな定理である。

だそうです。最近失業が増えているのは、世界同時不況の影響だと思いますけどね。いずれにせよ、ブレーンをつけてでも、論戦してほしい。

>1~2%程度のインフレ率は経済の「平熱」というのが国際常識だ。

インフレにするため、どうするかが問題でして。財政拡大は国債発行に繋がるわけで、定額給付金は人気がない政策でした。民主党の子ども手当てもさしたる人気はありません。

>年金で暮らす高齢者や所得が安定している中高年層にとっては物価が下がれば生活が楽になる。

これでしょうね。票の厚いところでもあり、高齢者の方々に限って言えば、自民党の支持が厚い層です。(増税して)年金を増やすという手もありますが。

>「赤字国債の発行は増やさず、無駄な予算をカットして財源を捻出(ねんしゅつ)する」と民主党は言い、自民党は消費税増税を視野に入れる。だが、予算削減も、消費税増税も景気を冷やすという意味ではデフレ要因だ。

自民党も無駄削減はやっていたわけで、民主党がどれほどやれるかは疑問というのもあります。消費税増税は、再分配に必要な税であり、取ったものがブラックホールに消えるわけでもないのだから、景気は元に戻ると思います。

貯めている方々のお金をどう(国内で)動かすかが隠れたテーマになると思います。それをやらない限り、自立的に景気が良くなることはありません。後は、如何に効率を改善して、経済成長(パイの拡大)をするかです。

反省を生かしていただけた

2009-08-31 05:56:13 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(【速報】奈良1区で当確の民主・馬淵氏「反省を生かしていただけた」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090830/elc0908302107075-n1.htm

>奈良1区で再選を果たした民主党の馬淵澄夫氏は「近畿のみなさま方が(自民党が圧勝した)前回の反省を生かして投票していただけたのではないか」と、喜びを爆発させた。

意味不明。前回、民主党に投票しなかった(郵政改革に賛成した)人は反省していると言いたいのでしょうか。そして今回、自民党・公明党に投票していただいた方々は反省していないとでも?こういう言い方はソフトなようでいて、傲慢だと見られても仕方ない。

選挙が終わって

2009-08-31 05:30:26 | 日記
麻生総裁はじめ自民党党員の方々、自民党関係者の方々、自民党支持者の方々、公明党の方々も皆様お疲れ様です。

政権交代論を批判する必要もとりあえずは無くなりました。結局のところ、ビジョン・政策を疎かにした政権交代論が旗印の政権奪取至上主義は成功に終わってしまって、残念な気持ちはあります。自民党は野党として厳しく与党をチェックしていかなければならないということでしょう。自民党には野党の経験もあまりないですが、是非頑張ってほしい。

自民党総裁選はじっくり時間を取った方が良いのでは。党員の方々それぞれの4年間の反省もありましょうし、政権を担うべき大政党たる自民党のリーダーを選ぶのですから、候補者の方々は今後の日本の将来に対するビジョンを描かなければなりません。あまり派手にはやるべきではないでしょうが。残り短くなりましたが、麻生政権は地味にしっかり勤めて頂きますよう。