アンソロポロジー

2014-06-19 | 日々これこれ

宿根草と言われるタチアオイ、何年か前にどこからか 飛び種したのだろう
今年も丈夫に花を咲かせています。


日本のことをもっと理解しようと思った相棒がこんな本を注文していた。
色々なカテゴリーに別れ読みやすい本だ。

 

 

本来外国人が書いた日本の文化を見極めるというような本は読まないのだが

ケンブリッジユニバーシティーの人類学者が書いたというこの本の始めに

所詮その国に生まれ育たない限りその国の文化はわかるはずは無いと書かれていた

それを考慮してもよく調べられわかり易く解説されている。

People というカテゴリーのなかには
日本の子供と西洋の子供の違いが書かれている。

日本の子供は幼児期には子供中心で甘やかされ思春期を過ぎ大人に入ると世の中のしがらみに拘束されおとなしくなっていきがちだ。

そして西洋の子供は根底的なキリスト教の教えから常にSin という罪悪感を背負い幼児期にしつけを強要される、
大人になるとそれを基本にしながらもしがらみのない自由な生活を送るという。

大人になり集団暴力をしたり破壊行為をするのは圧倒的に西洋の大人の方が多い、それから考えると日本のしつけも悪くはないのでは。