Good Bye プレジデント B

2009-01-21 | Weblog
この一週間は朝八時から午後は五時半きっかりまでよくオペラハウスの地下まで通いつめて働いたものだ。
限りなく続く青空と暖かい気候を楽しめたのは朝起きてからオペラハウスの地下にもぐるまでそしてわずかなランチタイムだけだった。
そんな忙しい一日の最大の楽しみと言えば日が暮れてからのカフェバー巡りと新しいレストラン開拓、
二週間外食ばかり続けているといささかシンプルな手料理が恋しくなってくるもの、あと少しの辛抱。

今日の朝はワシントンから新しい大統領バラクオバマの就任式が中継されていた。
ワードローブ内では Devil が去っていった と高揚したムードが一日中漂っていた。

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連日の好天

2009-01-14 | Weblog
連日のこの暖かさは、というよりこの暑さはやはり一月にしては異常なのだそうだ。
華氏70度と言ってもピンとはこないが日中は摂氏20度を感じる程の暑さ、
しかし劇場の舞台の下にこもりきり今のところこの陽気を楽しむことはしばらくお預け、来週まで続いてほしいものだ。
唯一の楽しみといえば普段は全くすることのない仕事のあとのバーやカフェでの一杯、そしてレストラン探し、独り身にかえったかのような気ままな生活、
たまにはいいものだ。

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太平洋

2009-01-12 | Weblog
ゴールデンゲイトパークの中にあるde Young museumをあとにまっすぐなバスルートに乗りこみ太平洋を見に行く。
オーシャンフロントに近づいてきたとはいえ潮の香りがする訳でもなくサーファーが道を横切っていくのを見て海に近づいてきたことがわかる。
これほど奥行きの深いビーチは日本では見たことがない。
タウンシューズにビーチの砂は相性が合わない、    遊歩道に沿って岸壁にあるクリフハウスまで歩くと汗ばんでくる。
それもそのはずマグノリアの花が咲き始めている。
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IVES SAINT LAURENT

2009-01-12 | Weblog
ワードローブミストレスによると朝晩凍えるような寒さだと言う、ロンドンからやってきた僕にとっては全く快適な気候だ。
未だ一週間経たないというのにかなり長くいるような気がする。
Skypeで朝一番ロンドンにいるJam様と通話、全く便利な世の中になったものだ。

今日日曜日は今までになく極上の天気、ゴールデンゲイトパークにあるde Young museumのイヴサンローラン展を観に行く。
50年代から現在までのクチュリエワークが展示されている。
5、60年代のデザインの斬新さもさることながらお針子さんの針使をかいま見ることができ勉強になる。
本来は左右対称でなくてはならないポケット位置が2、3ミリずれていたり、
イヴニングジャケットの飾りがほんの少しずれていたり、彼らもこのようなことをやるんだなアと少しほっとした気持ちになる。



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もうすぐ満月

2009-01-09 | Weblog
ようやく現地時間に体が追いついてきたようだ。
今日のフィッテイングをこなせば精神医的にはだいぶらくになってくるはずだ。
残り三人のプリンシパル達にはそれぞれに
「あなたが一番きれいでこの衣装が最も似合っている一人です」という社交辞令を忘れずに述べおおかたの最終調整を終わる。
夕方には日本からはるばるやって来てくれた助っ人さんと久々の対面。
あらためて日本とカリフォルニア間の時差の違いに驚く。
市庁舎ドームの傍らにかかる満月に近い月がきれいだった。




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