てまり

2014-06-12 | 日本

 

 

生前母がよく作っていた手毬、この写真の五倍程の数があります。
一つのものを作り始めると幾つも作りたくなるという母からの遺伝子が明らかに僕にもあります。
中身は発泡スティロールなので軽いのだが中にはヘソクリの金貨でも入っているのではと思われるほどズッシリと重い物もあります。

作り方を見てみるとどうやら両極とそれぞれ柄になる頂点にピンを打ちそのピンにしたがい色を変えながら巻いていったものでしょう。

その他に木目込み人形や縫いぐるみなども作っていたようです。
手毬は前回もらってきたので今回は男の子の木目込み人形を連れ帰りました。

 

                                                         

 

 


鎌倉

2014-06-10 | 日本

 

 

日本に行っても信州と東京滞在の他は何処も回ることはできません。
そこで東京最後の日をまだ一度も行ったことのない日光か小学校の遠足以来行っていない鎌倉のどちらかに行こうと計画しました。
天気予報では丸一日雨と言う予想に朝まで待ってみることに、
小降りだったら日光、どんな降りだとしても鎌倉には行ってみようと考えていました。
結局雨足が強くなりそうな空模様だったので鎌倉に行くことに、
鎌倉に行ったら修学旅行で泊まった江ノ島まで足をのばしてみようと考えていましたがそんな優しい雨ではなく長靴、雨合羽が欲しいほどの大雨。
ガイドブックも地図も持たず鎌倉駅から街頭の地図を頼りに大仏さまのあるお寺まで行く道は最も長い道のりでした。
バスを使ったり江ノ電に乗り換え長谷駅からだとこれ程濡れることもなかったのでした。
でもあの長い道のり小高い山に囲まれた鎌倉という町が好きになりました。
次の機会には北鎌倉から鎌倉までお寺を巡り歩き江ノ電に乗り江ノ島に行ってみたいと思います。

 

 

 

 

 


日本で

2014-06-08 | 日本

 

日本では最後の二日ほどの大雨の日を除いては夏のような暑さで天候的には恵まれていました。
ジャーマンアイリスやポピーが同時に咲いていたり帰る頃には 紫陽花が開きだし年中なんらかの花が咲く日本です。
食べ物も普段食べられない物を全て食べ尽くし、長いこと飲んでいなかった燗をした日本酒のうまさを再確認したり充実な日々でした。

 

 

 92歳6ヶ月、この歳になると6ヶ月もしっかり数えなくてはならないでしょう。

父は幸運にもこの歳で頭もボケず (ボケや痴呆と言う言葉があったはずなのに最近使われる認知症と言う言葉はどうも馴染めません) 多少の物忘れはあるものの元気に暮らしています。
冬が明け雪が溶け出した頃何を思ったか電動自転車を買ったと言っていました、
どうやら家から200メートルも離れていない畑に行くのに腰が痛くならず都合がいいのだそうです。
心配する程でもなく子供のように喜んで乗っています。
また7月には運転免許の更新に行くそうです、こればかりは落ちて欲しいと願っていますが落ちると本人が一番がっかりするだろうし、たとえ説得しても聞かない頑固さなので結果を待つしかありません、受かったら車を新しくするとまで言っていました。
63歳なんてまだまだ若物です。