ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

自分を知るための心理テスト(タイトル変更します)(4)

2021-05-16 08:23:56 | エッセー

※ 自己顕示型気質

 この得点が高いと、情緒的には外向的情緒不安定と判断できるでしょう。

自分が一番でなければ気に入らない、目立ちたがりでやきもち焼き、いつも

目立つていたい、どちらかと言うと子供っぽく、我がままなタイプです。

 でも、この気質が高い方が、大成する人が多いのは事実で、そのためには

必要な気質です。平均値は10点です

※長所 華やか、情報に敏感、感覚的、情感豊か、自己表現が巧み。

※短所 嫉妬心や競争心が強い、思いやりの気持ちが低い、他人の話を遮っても

  自分のことを話すこともある。

 子供っぽく愛らしい面もありますが、勝ち気で、冷酷な一面もあり、その

場面によって、心ならずも嘘をつくこともある。それがあたかも本当のような

気持ちになり、虚構の世界に住んでいるような人もいる。

※ 注意すること

 いつも自分が一番ではないと認識する。スタンドプレーをしがちだが、自分だけが

話すだけではなく、相手の話もより意識的に聴くようにする。

 実は私もこの資質が多かったのです。勝ち気でもなく、競争心や嫉妬心は希薄で

したが、今思うと若い頃はそれが顕著でした。それに気づいたからは、どこでも

いつでも「他人の話をよく聞いてから、自分の話をしよう」と、絶えず戒めるように

注意していました。また、こんな話もあるのですがご存知でしょうか?

 「神様が私達に口を一つ、耳が二つ授けて下さったのは、自分で話すより他人の話

をよく聴けるようにしたから」だそうです。また私が社員研修講師をしていた時、

自分の持ち時間前に、セールスマン研修を聞く機会があり、「お客の話は毛穴で聴け」

と、講師の先生が話していて、傍で聞いて「なるほど」と大いに納得しました。

心当たりのある方、ご用心下さいね。それから得点覚えていてくださいね。

 気質のテストは後1回です。

 

 

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自分を知るための心理テストとそのアドバイス(5)

2021-05-16 08:23:56 | エッセー

神経質型(別名繊細タイプ)

 情緒度について申し上げると、得点が高い方は、内向的情緒不安定タイプです。

何故なら、神経がとても過敏で、いつも何かにつけてクヨクヨしたり、心配したり

後悔したり、反省したりなど、かなり損なタイプだと思うからです。

特徴 細やかな気遣いをするため、他人を傷つけることはない。自分より相手を

重視するいわゆる良い人。

短所 心配性、取り越し苦労、他人の評価が気になる、失敗が気になり

なかなか前へ進めない。 

※ 注意 この得点の高い方は何か行動するときに、「失敗しないだろうか?」と

思う心のクセがあり、それだけで無意識(潜在意識)にマイナスの種を植え付けて

しまいます。そのため、「大丈夫自分は運が良いから、必ずうまく行く」と思う

自己暗示をすることをお勧めしたいと思います。また、少々勇気がいりますが

「やらなければ結果は分からない、とりあえずやってみよう」と、ダメ元精神で前

に進みましょう。すると案外スムーズに、事が運ぶこともあるかもしれません。

 心配性のためなかなか前に進めず、大切なチャンスを逃すことが多いことも

ありがちです。逆にこの得点が低めの方は、生きて行くのが楽かもしれません。

カウンセリングルームを訪れる人の多くは、この気質が高得点なので、いわゆる

「悩み好き」と表現できるタイプです。

 生まれついたときからすでに備わっている気質を、ガラリと変えるのは多分できない

と思いますが、でも、そんな内面を知ることで、ある程度コントロールができるように

なって、それがだんだん身について来ることは事実です。

極端なそううつタイプの私は、何の脈絡もなく、時折気分が落ち込み随分悩みました。

でも「天性の性格の基本」と知ってからは、自分の気持ちのアップダウンを、「ほっと

けば自然になおるのだ」と受け止め、焦らなくなり、楽に生きられるようになりました。

 さてあなたはどの気質が高かったでしょうか?ことに突起しているのが00型気質と

判断できますが、それぞれが同じ得点位の方は「バランス型」と判断できるでしょう。

 良いとか悪いとかではありませんが、悪気なく他人を傷つけたり、非協調すると

したら、最も人間関係が良くないのが「統合失調型」かも知れません。

 でも頭の回転速度も高く、感受性も鋭い方は、これからはかなり賢く生きていける

かも知れません。いずれにしても・・・人生は唯の一度です、私はできるだけ有意義

に楽しく生きたいと思い、長年過ごしてきました。これは誰でも同じことですが

「今日は再び巡ってはこない」のです。天性の気質を有意義に活用して、これからも

ご自分なりに満足できる毎日を過ごしましょう。

 これからも長年心理カウンセラー、また「世界心理治療学会で」自分の指導法と

その成果について発表しましたが、やさしく理解しやすい「オリジナルのテスト」

をご紹介するつもりですので、ご期待下さいね。

※2008年10月「第5回世界心理治療学会」で発表したタイトルです。

「クライアント50名の指導前と指導後の実例について」 

 

 

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