ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

自分を知るための心理とそのアドバイス(9)

2021-05-24 18:54:05 | エッセー

 ★意識と無意識について(前)

 無意識とは全然考えずに、習慣のように行っている行動のことです。

例えば朝起きで「これから何をしようかな」など、ウイークデイに考えたことは

ありますか?いつもの時間に起きて身支度をして、食事をして車や電車やバス

などで職場や、学校へ行くこと。それら一連の行動は、ほとんど何も考えていま

せんね。それらはすべて無意識に行っているのです。例えば 沢山お酒を飲んで

全く記憶がないのに家で寝ていた、こんな話をよく聞いたことあるでしょう?

それなどは意識では覚えていなくても、水面下の無意識があなたを家まで無事に

届けてくれたのです。また、蚊にさされたら、思わず手でたたくなども、無意識

的な行動です。

 ★意識的な行動とは

また、車の運転も免許取り立ては、エンジンをかけて道路へ出て、赤信号を見て

「止まるのだ」と考え、黄色の信号を見て「止まろうか、行こうか」など、いちいち

考えたりしますね。ところが慣れてしまうと、何も考えずに信号で止まったり

走ったりしていますね。それは運転をするための動作が、潜在意識にシッカリ

インプットされた結果なのです。そう考えれば、私達の日常生活はほとんど無意識で

行われている事に気が付くことでしょう。でも、ランチの時は「今日は何を食べようか

な?」と考えたり、誘われた時には「行こうかな?行くの止そうかな?」などと

考えますね。それが「意識的な行動」なのです。

 長くなるので明日も続けます。

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輝く命と散りゆく命

2021-05-24 05:05:54 | エッセー

 日曜日のためか、昨日の駒沢公園の景色は変わっていた。

いつもは静かな公園は、若い家族たちで一杯だったが、ことに幼い子供達が多かった。

広大な敷地は大きな樹木が多いため、木陰がとてもたくさんあり、そこにシートを

敷いて、家族が寝転んでいたり、戯れていたりした。

私達は幼い子供達がヘルメットをかぶり、自転車を練習している広場の前の石垣

に座り、しばらく眺めていた。

 

そんな周囲は命が輝いていると感じた。だんだん寿命が延びて「人生100歳時代」

と言われていても、それまで健康で元気な人などいるのだろうか?

 もしも何も気にせずにいたら、夫も私もとうにこの世に存在していないはず。

長生きしたいとは全然思わないけど、死ぬまで見苦しくなりたくない、元気でいたい

から努力している。(でもこれって、もしかしたら自然に逆らっているのかしら?

とうに散っている私達なのに)と、輝いている命に囲まれ、爽やかな風を感じながら

考えた五月晴れだった。

 

 

 

 

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