ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

整理整頓が下手なのは一生の損

2018-03-30 05:35:38 | エッセー
 子供のころから大の苦手で、いつも母に叱られていたが、4歳年上の兄は大変
上手で、小学生の時はいつも私の机の上を整理してくれた。
 それはこの年齢になって変わらないのは本当に困ったもので、仕事面、家事面
でもいつも感じることだ。頭の回転、行動の素早さはバツグンだと思うが、始める
前にまず探し物と言うケースが多いので、そう捉えると決して早くなく、多分
人並み以下なのかも知れない。

 自分では一生懸命整理したつもりでも、すぐに雑然とする資料、物書きの私は
ドキュメントに保存している量は半端ではなく多く、6月に学会での発表が決まり
そのための資料は沢山あるはずだが、沢山のフォルダーの中から探すのが一苦労だ。
 いつももどかしい思いを、このまま一生続けるのかと思ったら、朝からうんざり
した。汚いのは嫌いで、料理好きで、お鍋や食器はピカピカが好きで、キッチンの
仕事は全て大好きだけど、狭い調理部分はいくら片づけてもすぐに物が溢れる。

 今突然思い出したが、友人達が遊びに来て、その一人が間違えて開けた押入れから
いろんなものが落ちてきて、整理下手がバレテ大笑いしたことがあった。
 また初めて海外旅行に行った友人は「どうしてそんなに散らかせるの?」と笑ったが
帰る日にキチンとパッキングするの見て「やればできるのね」と、また笑われたこと
もあった。もしも生まれ変われるとしたら、今度はキチンと整理整頓ができる性格に
生まれたいと思う。仕事場はいつも整然としているので、人は私が几帳面な性格と
思うらしいが、本当は整理下手で散らかし魔の自分に、ホント呆れ果てている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする