ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

南フランス「エズ村」の思い出

2018-04-23 06:48:21 | エッセー
 夜7時半近くのスーパーの買い物帰りに、空を見上げたらきれいな三日月が
光っていた。それにしても今日は夏日だそうで本当に暑かった。
 明日ブログは何を書こうかしら?と考えたが、今日暑いため久しぶりに
引っ張り出して着たのは、エズ村で買ったTシャツだった。
「そうだ、あの素敵で、楽しく懐かしい思い出のエズ村を書こう」と思った。
そのツアーは14・5年前、友人に誘われ初めて参加した格安ツアーだったが
確か「コートラジュールと、南フランスを巡る旅」という旅だった。

 雨の日に着いたニースの海岸は、海がブルーで感動したが、そのスケジュール
は物凄くタイトだった。全部は覚えていないが、ニース、マルセイユ、カンヌ
モナコだと思う。いろいろな観光地が多く、確かモナコの見学は40分で、グレース
王妃のお墓は室内にあったが、駆け足で見学したほどだで、買いたかったお土産も
買えなかったほど時間がなく、ほとんど半走り状態だった。
 絶対忘れないのは、お花が大好きなのに、広くきれいなバラ園見学はたったの15分
でとても残念だった。ホテルは三流で、食事も最低、朝のパンすらないことがあり
いつも比較的リッチな海外旅行ばかりしていたので、本当に驚いた。
 でもその反面とても面白くて、いつも友人とゲラゲラ笑ってばかりいた。

 その間に一日だけ自由行動の日があり、ツアー仲間に誘われて「エズ村」へ電車
で行った。そこは小高い山の上で、海のそばで本当に風光明媚で素晴らしいところ
だったが、日本人にも大変人気のある地のようだ。
 写真のようなムードのあるレストランで、友人と「フランスに来て、こんなに
ゆっくり楽しみながら歩いたのは、初めてよね」と話した。
 真っ青な海を見ながら美味しいワインを飲み、おしゃれなランチを食べて、「ようやく
自分らしい旅気分を満喫できた」と、嬉しくて幸せな気持ちになったことも懐かしい
思い出だ。途中にはいろいろなお店があり、私はあまりにも可愛らしい猫ちゃんのTシャツ
を見つけ、一目ぼれして、お土産にと、確か5枚ぐらい買った。
 その一枚を今日着ていたが、ちょっと大変だった懐かしい南仏旅行の思い出が、頭の中
を駆け巡った。



 あまりに忙しい時間に追われていたツアーだったが、のどかで、美しくとても素敵な
ところだったので、「ぜひもう一度きて、ゆっくりリッチな旅をしようね」と約束した
その友人は体調を崩して、今はほとんど外出できない状態だ。
 素敵だった、南フランスの旅だったが、何度でも行きたいパリ、もう一度行きたい
南フランス、35か国いったけれど、ハワイについで、ヨーロッパが好きだが、フランス
は私の一番好きな国かも知れない。でも、まだ行ける可能性はあるのかしら?
コメント
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