ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

見かけ良くないけど・口腔内は誰よりキレイかも

2024-03-26 08:08:01 | エッセー
 歯に注意するようになったのは40代の初め、インドへ行って以来だった。
歯は生まれつき丈夫でキレイだと思っていたのは、小学生の時学校で歯の
検診がでは、必ず歯医者さんが褒めてくれたからだ。
なのですっかりその気になった。でも、いくら歯がきれいでも、顔がよく
ないと選ばれないと分かり止めた。

※ 23歳頃親知らずが生え、前歯がギザっとなった。
 そんなこともあったが、成人しても虫歯一本なかった。
ところが結婚して大家族の葛藤のためか、その頃まだなかった病名「
心身症」になり、絶えずどこかが悪くなり、歯が沁みるようになり、歯医者
さんにも通った。神経の細い私は心の辛さが、体に大きく影響したのだと
気づき、それが心理学を学ぶきっかけになった。
 インドで「あなたのように歯の丈夫な人は、一度に歯がごそっと抜ける」
と言われ「歯茎のマッサージ」を教えてもらい、それ以来ずっと続けている。
 
 今ではかなり普及した「口腔内洗浄機」だが、私はまだ出たばかりの
それを毎日使っていた。また「ホワイトニング」も歯医者さんでマウス
ピースを作り何年間も毎週一回している。長年電動歯ブラシも使って
いたが、しばらく前を買い替えら、物凄く刺激が強く「これでは歯が摩耗
する」と感じ、小さな歯ブラシで丁寧に磨くようにした。
 すると何だか以前より白くなったような気がしている。
また、毎日舌、喉、唾液腺(舌下線、耳下腺、顎下腺)の刺激もしている
そのため見かけは良くないが、高齢でも入れ歯や差し歯はなく、お口の中
は誰よりキレイではないかと思っている

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認知症の夫は介護歴満12年

2024-03-25 15:26:57 | エッセー
 早朝のオンザ・ベッドレッスンを終わってから、今日の献立を考えるのも
習慣の一つだ。健康の基本は食生活で、夫が長生きしているのも、いろいろ
考え栄養バランスの摂れた食事が元だと思っている。
 夫は「カリウム過多」と言われたのは、多分2年近いと思うが、緑黄色野菜、豆類、海藻類、果物、生野菜など、体に良いと思うものばかり。
 そのため、全く食べさせない訳にはいかず、いろいろ工夫している。

先月「心臓のカテーテル手術」のため、わずか3日間の入退院で、認知症が
進行したが、いろいろ努力した結果大分以前に近くなった。
 でも口数が少なくなり、明るさがなくなって私が話しかけないと黙っている
ことが増えた。「アルツハイマー認知症の初期」と、都立松沢病院で診断
された「2011年3月9日の寒い日」だったが、その日の印象は強烈で
決して忘れない。(心理のプロとして絶対に怒らせない介護をしよう)と
自分に誓ったからだ。

 私の持てる知識をフル回転して介護しているが、認知症歴満12年、その間
救急車13回、でもよくぞ元気でいてくれると思う。
 先月受けたカテーテル手術は12回目だそうで、大層驚いたが、91歳
でできたのはやはり体力があったからだが、もう次はないと思っている。
 素直で大変介護しやすく、すぐ忘れるがその場ではある程度理解して
くれる。「少しでも幸せな状態で長生きして欲しい」と、いろいろ工介護している。

 私達は大昔からから「尊厳死協会」に入っているし、それを訪問治療の
先生にも伝えてあるので、余計な治療はしないことにしている。
 食べられなくなったら、もう寿命だと思うが、今はほぼ以前に近く
なったが、自然な状態に任せる覚悟はある。
 私もこれ以上長生きは望んでいない、自分的にはかなり満足できた人生
だった。でも、「心の中の理想」はやはり実現したいので、もう少し努力
してみたい。二人で年齢なりに穏やかで、できるだけ楽しく生きていたい
と思っている。

 

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15歳の自分に出会った気分

2024-03-24 06:46:33 | エッセー
 それは昨日の読売新聞「人生案内」に相談した15歳の中学生だった。
 書き出しは「15歳の女子中学生。生きることに疲れました」から
始まっていたが、それを読んで15歳の自分に出会った様な気がした。
 その頃私立中学へ通っていて、文学少女だった私は、色々な本を読んで
かなり厭世的になっていた。

 そんなある日晴天の霹靂のような事件があり、私は自殺をはかった。
その時代は少女が自殺するなど全然なく、新聞に大きく取り上げられた。
「どうして死にたくなったのですか?その原因は何ですか」と、入院して
いる病院へお巡りさんが毎日来て聞かれた。でも、私は本当のことは
決して言わなかった。嘘をついたのは、実は継母を庇うためだった。

「経済的に無理なのになぜ私立中学へ通わせているのか」と批判めいた
記事もあったことも記憶しているが、それは私の嘘のためだった。
 T子さんは私とは違う状況だが、思春期のピュアでもっとも感じ
やすい年ごろなので、そんなT子さんの気持ちが良く理解できた。
 私の人生を大きく変えた事件だった遠い昔、その頃の気持ちはまだ
埋もれ木のように私の中に存在している。その頃矢車草が大好きだった。
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粗忽・不注意プラス加齢

2024-03-23 09:38:44 | エッセー
 昨日は友人の誕生日を間違えてお花を送ったし、一昨日は駅でパスモを
チャージして、そのカードケースをその場に忘れた。
 家に帰りすぐに気づき、急いで駅に行き聞いたら、何方が届けて下さった
ようでとても有難くホッとした。そんな時いつも(私も誰にでも親切に
したい)と必ず思う。それには名刺、クレジットカード、検体登録書など
大切なものが入っていたが、不注意でそそっかしいので、クレジットカード
をなくしたことも、恥ずかしながら一度や二度ではないので、友人達には
「信じられないよ」と呆れられた。
※81歳の友人に送った花(実は後でメールで見たが私好みでない)

 それは生まれつきとしっかり認識しているので、仕事は段取りや予習は
必ずしたので、未だかって失敗したことはないが、自分の教室では度々
あったようだ。ヨーガのレッスンの準備体操で「指(耳)の穴に人差し指
を入れて」とか、「息をゆっくり吐きながら吸って」など、スタッフに聞い
たが、慣れてる生徒さんはきっと(また変なこと言ってる)と思ったに
違いない。実は言語障害もあり、それに加齢による物忘れが最近多く
なったので、人間年取ると価値が下がると、最近ことに感じ、より注意
しなければと肝に銘じている。
※こんな花が好き

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恐ろしかった地震警戒警報

2024-03-22 05:26:01 | エッセー
 テレビからから流れたしスマホでも来たが、私は憶病だから人一倍感じる。
「我が家は岩盤の上に建っているし、地下もありほぼ正方形に近く、しっかり
したビルだから、外に出るより家にいた方が良いよ」と、以前から夫に言われ
ていたが(もし震度5以上の地震がきたら)と恐ろしかった
 上から落ちそうなものは照明器具だけだが、大形でがっちりした食器棚が
倒れたらどうしよう、不安感に襲われた。

 夫のデイホームのお迎えは9時35分、多分もう地震は来ないとは思ったが
夫と二人ならとエレベーターで1階に降りた。すると慌てていたので15分
位早かったし、寒かったので階段で3階に戻った。夫が心配でまた上着を
羽織って階段で降りた。でも幸いなことに地震は来なかったが、閉所恐怖症
なので(もしも閉じこめられたら)と思うと恐ろしくて、階段で何度も
上り下りした昨日だった。

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