小さい秋見つけた
赤とんぼ
ふるさと
バイオリンの演奏を聞いたのは
紅葉がきれいな山の中のお寺でした。
ビバルディ の 四季、冬 の演奏も
バッハ も イザイ も ぐー
中でも日本の秋の曲は二重まるです。
演奏のあとは、
本堂に向かって歩くのですが、
階段の多さに圧倒。
こちらの階段ではないとわかり、ホッ。
真っすぐに登ってひと息。
突き当たって右に。
さらに階段。
オー、
一段一段が高くなりました。
ひと休みするたび、
すてきなビューに声が上がり、カシャッ。
ゆっくりと散策しているうちに
日も暮れて肌寒くなりました。
鐘と太鼓の合図で始まったお経。
夕暮れ、冷たい空気の中、
御坊様方の声が響きます。
こちらのご本尊は、
十一面観世音菩薩、10m余の立像です。
横から見ると右の足が少し前に出ています。
一歩踏み出して、
いつでも人々に寄り添う姿勢と聞きました。
その足に触れて願い事をすると叶うのだとか。
足元に座り、足の指に触れたのですが、
あまりの大きさに見入り、
願い事をせずに立ち上がってしまいました。
これは、
再び参るきっかけを作ってくださったのでしょうか。
合掌