少しづつ覚えて
できることが増えていく、
自身もうれしく
周りの皆も
目を細めて見守る。
普通にできていたこと、
それができなくなる時が来ます。
その現実を
受け入れるときの寂しさは・・・。
歌人の作品を
毎月ひとつ とりあげて
読み書きを習うという
学びの場に参加していました。
幾山河
越えさり行かば
寂しさの終てなむ国ぞ
今日も旅ゆく
と書かれた紙を手渡されたときは
教科書のように
楷書ではない字体に
読み から苦戦しました。
家の中で
静かに過ごす時間が増え、
自分の気持ちを
牧水の歌に
重ねていらしたのかと・・・。
お世話になった先生が、
住み慣れた土地を離れ
若いご家族と暮らす決心をされました。
これまで
教えて頂いたことに感謝です。
そして、
暖かいご家族と一緒に
穏やかな毎日を送られるよう願っています。