何年使ったでしょう、
とても気に入っていた急須。
蓋のつまみを欠かし
接着剤で治療。
そして、手が滑って
今度は蓋が割れてしまいました。
金接ぎなら見映えがいいけれど
接着剤ではね~。
新茶の季節、
お茶はもちろんですが
急須の陳列棚に目がいきます。
蓋のつまみ、色や形、
あれやこれと品定めする私。
お店の方と話していて
勧められた品。
手にした瞬間に
これと決めました。
手触りが
とても気に入ったのです。
常滑焼きです。
蓋をした時の音、
少し高めでいい響きです。
お茶の時間が楽しくなりそう。
お茶を飲みながら
母から教わったことを
思い出しました。
八十八夜のころ、
分葱を掘り上げ軒下につるし、
来年の種にするのです。
こうして自家採取して
何年も作り続けています。