
ブログを始めたら最初の記事はこれと決めていた「旬香亭 グリルデメルカド」のお話です。「旬香亭」は、「エルブジ(elBulli)」で修行をした山田チカラさんがシェフを勤めるレストラン。エルブジは、スペインのリゾート地ロサスにあります。フェラン・アドリアというスペイン料理界の異才が作り出す、液体窒素などを使った独創的な料理で知られています。行ってみたいけど夢のまた夢だ・・と思っていましたが、東京にもエルブジ仕込みの料理が食べられるレストランがあると教えてくれたのは、あるお仕事でご一緒したフードコーディネーターのKさん。その日は、私たち会社のスタッフ3人と、Kさんの4人で、えーっ!とオドロキの声をあげながら、およそ30種類のアバンギャルドな料理を堪能しました。彼女は、実際にエルブジに行ったことのあるウラヤマシイ人。さすが食の仕事をなさっているだけあります。写真は、牛肉とウニのタルタルをラビオリで包み、マンゴーを乗せたもの。理科の実験みたいな食器でしょ・・他にも液体窒素で瞬間冷凍させたフォアグラとか、五感を刺激する料理ばかりでした。こんなにお客様を驚かせて楽しませるなんて、やっぱりプロの仕事はスゴイ・・と思ったのでした。