世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

しながわ水族館 FILE:14 珍しい魚たち(前編)

2019-02-06 19:47:41 | テーマパーク
世界の大河を抜けると長い廊下へ出た。19番目、珍しい魚たちのエリアだ。

このエリアは左右の壁に水槽があるが、右側には色々な形の小型水槽。
左側には大きめの四角い水槽が、双方合わせて計15槽設置されている。
珍しい魚たちエリア ヒメタツの水槽
まずは右側にならぶ、10個の小型水槽から見ていくとしよう。
最初の円形水槽は、2017年に新種登録されたヒメタツの水槽。

トサカの突起が低く、背ビレの付けにも突起がある、小型のタツノオトシゴの仲間。
水槽の右上には、ヒメタツの赤ちゃんも展示されていたけれど、これがまた小さい。
ヒメタツ ヒメタツの赤ちゃん ビックベリーシーホース
2つ目の水槽は、そんな小さなヒメタツとは対照的な、ビッグベリーシーホース
その名の通りの大きなお腹をしているが、これは、オスがもつ育児嚢という袋で
メスがこの中に卵を産み付けて、孵化するまでオスが守り、オスが出産するのだ。

続いて、3つ目。六角形の水槽は、エビの水槽。セミエビと、ゾウリエビ
セミエビとアカシマシラヒゲエビ ゾウリエビとシロボシアカモエビとアカシマシラヒゲエビ シロボシアカモエビ
さらに、シロボシアカモエビと、アカシマシラヒゲエビという
姿の似たエビの仲間達が、同じ水槽の中で一緒にくらしている。

4つ目の水槽では、ふたたび、タツノオトシゴの仲間が登場。
黒い体をした、タイガーテールシーホースと、その赤ちゃん。
キンチャクガニとタイガーテールシーホース キンチャクガニ
あと何故か、キンチャクガニも、この水槽の一角で一緒に展示されている。
キンチャクガニは両手に、イソギンチャクを挟んで身を護る修正があるが
このイソギンチャクが、けっこう謎が多く、調べてみるとなかなか面白い。

タツノオトシゴの仲間は、その独特の姿のおかげで泳ぐのが得意では無いらしく
水槽内で、よく寝そべっていたり、逆さまにぶら下がっている姿が目についた。
タイガーテールシーホースの赤ちゃんは丁度、ヒメタツの成魚くらいの大きさか。
タイガーテールシーホース タイガーテールシーホースの赤ちゃん カワテブクロ
そして、カワテブクロも、タイガーテールシーホースの水槽の中にいた。
タイガーテールシーホースの赤ちゃんと並ぶと、大きさの差は歴然だな。

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