人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

新年 一回目の挑戦

2008年01月02日 | Weblog

 年も空け、2008年。新たな年が始まった。起床後、凛と晴れ渡った青空の下散歩をすることにした。目的は瞑想をすること。瞑想をするには、家にいると漫画を読んでしまう。部屋にいると寝てしまう。 軽いノリで、私が高校時代に通った國學院栃木高校の裏にある大平山神社に行くことにした。高校時代は、自転車20分→電車20分→自転車15分と約1時間かかった。道のりだ。距離を、ネットのサイトにある「キョリ測」で調べると、直線距離で約18キロ・・・道なら20から25キロくらいはあるのだろうか。正直、びびってしまった。走るのは得意にしても、過去に走ったことのある最高の距離は、約20キロ。さらに、ここ2年は5キロ以上のキョリをほとんど走っていない。それをいきなり約45キロとは・・・。考えるだけ、不安が増す。よって、ネガティブを振り払うには、勢いである。スパッツに履き替え、ひょいっと太平山に晴れきっていぬ。テンションが上がってきた。  がしかし、走って10分後に腹痛が起きる。そんなところに、リバーサイドパークの素敵なトイレが。助かった・・・ぼっとん便所のトイレに、うんを落とし、運は落とさないように気をつけ、走った。  走り始めて、1時間・・・まだ半分も来ていないことにショックを受ける。と、そんな時、細胞が騒ぎ出した。普段使っていない細胞達が目覚め、頑張れと励ましてくる。時速8~9キロくらいのペースで走り続けた。そして、栃木市に入るとわくわくしてきた。自分が、青春時代を過ごした3年間。柔道に明け暮れた地。ALL FOR JUDO JUDO FOR ALL その反動のせいか、青年海外協力隊の柔道の試験では、試験終了5分前に答案用紙を持って、試験会場を飛び出した。柔道をやっていたとき、私は自由に餓えていた。そして、「道」を捨て、自由を選択した。  栃木街道のマックを曲がり、太平山へ向かう坂が始まった。久々の訪山。以前は、すいすい上っていたのが、今ではひどく急に見える。感傷にふけりたいが、人も多い。参拝客に混じり、約1200段の階段を登り始めた。高校時代、私は週5のペースで朝に太平山に登った。太平山神社にはかの有名な「超神水」があるのだ。飲めば、強くなれる。ひたすらそれを信じ、ひたすら登った。おかげで、苦しいことが好きになった。ただ、たまに練習中にうまくいかなくて、練習後に山の太平山を何度か登ったが、電灯等はなく、感覚だけで暗闇の中登った。一度、神社で子供たちが夜に騒いでいる声が聞こえた。ダッシュして登ると、そこには子供はおろか一人も見当たらなかった。それ以来、暗闇の中、太平山を登ることはやめた。興味がある人はwww.ohirasanjinja.rpr.jpを参照してみて欲しい。また、パワースポットしても、いいパワーがあるという。確かに、私はここで山の神が味方についた気がしている。授業中、毎時間毎時間寝ている私に、先生は味方がつかなかったが。  頂の神社で、2礼2拍手1礼で、感謝の意を表し、大好きなおみくじで「中吉」を出し、帰った。  帰り道、足が想像以上に疲弊している。すぐに歩いてしまった。こんな感じで、残りの20キロを走れるのだろうか。不安は、不安に対する不安だ。プラスに考え、瞑想に入ることにした。走りながら、瞑想する。心を解き放ち、何も考えない。途中、足が痛くなってきた。猛烈に痛い。しかし、ここで止まったら負けだ。私は、足の痛みの意識を消した。すると自然なことに、どんどんと走ることができる。意識の持ちようで、人は痛みも消すことが出来るのだ。  残すこと後、10キロ。。。消えていた痛みが蘇った。意識のシフトチェンジを試みるが、今回の痛みには変えられなかった。よって、ある程度の痛みには、意識のチェンジで痛みをけすことが出来るが、限界以上になると、それはできないということが分かった。歩いては、止まり、足をほぐしを繰り返した。 痛みを快感に変えようとした。一歩歩くたびの、ズキ-ンという痛みが、快感に変わった。やった、痛いのが快感になった!!なんてはずもなく、やはり痛いものは痛いのだ。こうなれば、根性と我慢である。100キロマラソンに挑戦した芸能人の気持ちが痛いほど分かった。引きずりながら、足を前に出した。  そして、夕暮れまで後わずかで到着。唇がしょっぱく、体がヌメヌメシテイテ、私の中の悪い液体がすべて吐き出されていた。  限界を超え、自分の可能性がさらに広がった。  ちなみに、階段を登るとき、今は手をついて這っている。まさに、原点回帰。 今年も挑戦あるのみ!!

コメント (3)
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