人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

槍ヶ岳登山with31アイスクリーム②

2012年06月10日 | 運動
 朝5時30分に上高地に到着。

約30分かけて、着替えと準備体操をすまし、いざ出発。



壮大な景色を横目で突き進みます。



順調に約3時間30分で15km地点くらいの槍沢ロッヂを通過。

天気も良く、槍ヶ岳なんて余裕だな~なんて、

調子にのっていた時に事件が勃発。

道中も中盤を過ぎたころから急に雪が出現。

ルートを見失ってしまいました。



北アルプス初心者の私は足跡をたどり、

急な雪の斜面を登り始めました。



5分後…登山靴にアイゼンをつけます。

10分後…ストックを出して、全身で登ります。

15分後…足跡がなくなりました。

その時、

「道はお前の前にできるのではない。後ろにできるのだ」という声が聞こえて来て、

そのまま登ります。

20分後… 雪と岩の隙間に雪が崩れて約70cmほど落ちました。
     運良く肘をすりむき、小指をすっただけでした。
     (岩の危険さを学ぶとともに、その後の岩は2mくらい下に落ちる場所が
     あったので、先に小さなところで落ちていて良かった!!ツイテいると感謝。)


30分後… 最初に見えていた地点に到着。約80mほど登る。もう、なだらかと思いきや先もまだまだ急斜面・・・


みんなこんな急斜面を登るのか?とやっと疑問に思った時に、

下からかすかに声が聞こえてきました。

「違う!!」

「そっちじゃない!!」

と遠くの方で男性が手を×にして、正しい方向指示してくれています。

私も手を○にして、ゆっくり下りることを決断。

滑ったら、そのまま下まで落ちてしまいそうな斜面のため慎重に降りていきます。

そして、ルートをもう一度探して事なきを得ました。



約1時間後に下から大声を掛けてくれた男おじさんに追いつき、お礼を伝えました。

怒られるかと思っていましたが、開口一番

「若さっていいよな!!」と言われました。

「俺も昔は無茶したよ!!登り始めたら、降りたくないもんな。チャレンジは若さの特権だよ!!」

と、現在61歳になるおじさんの言葉に改めて感謝の想いが募りました。

少し休憩するおじさんに丁重にお礼を伝え、出発。

そういえば、私の父親も61歳くらい。

もうすぐ父の日だということをふと思い出したおじさんとの会話だった。

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槍ヶ岳登山with31アイスクリーム①

2012年06月10日 | 運動
 昨年、常念岳から一瞬見えた尖がった山。

その山に何となく呼ばれている気がして、上高地へ行ってきました。

夜の10時30分。新宿の31アイスクリーム店で、交渉開始。

何時間ドライアイスは持ちますか?と聞いたことろ、

「4時間です」

バスの移動と登山を考えて、16時間は保ちたい。

何とかできませんか?とさらにお願いすると、

「8時間まで大丈夫です」

今回の企画の旨を店員に話し、

袋詰めにドライアイスをしてくださり、お店でできる限りの梱包をしてもらう。

できることまでやったら、後は溶けないことを祈るのみ^^

店員さんありがとう!!



そんなことをしていたものだから、バス発車の3分前に乗り場に到着。

汗びっしょりで、改めて


5分前行動の大切さを痛感。

バスの乗り降り場所も確認しないでさまよっていたので、

次回からはちゃんと調べて行こうとさらに反省。

こうして、夜11時に新宿発の上高地行きに乗車した。





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